【名言で英語学習】過ちを犯す自由がなければ、自由をもつ価値がない。

“Freedom is not worth having if it does not include the freedom to make mistakes.”
Mahatma Gandhi

過ちを犯す自由がなければ、自由をもつ価値がない。
マハトマ・ガンジー

【文法解説】
接続詞ifを使った文章です。if (もし) を使っていますが仮定法ではありません。仮定法についてはこちらの記事をご覧ください。

worth ~ing: ~する価値がある

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人間とは過ちを犯すものです。反省や償いは必要ですが、過ちを犯すこと自体を許容できなければ社会は成り立ちません。

近年ではSNSが普及して以来、ネット炎上が社会問題になっています。重大事件ならともかく不倫や失言などに対しても「そこまでやるか?」と思うほど、徹底的に匿名の不特定多数が叩きます。

聖書の「ヨハネによる福音書」ではこんな一節もあります。

「あなたたちの中で、罪を犯したことのない者がこの女に、まず石を投げなさい」

罪を犯した女が石打ちの刑にされるところでしたが、判断を求められたイエス・キリストが上記の言葉を語ったところ、誰も石を投げることができませんでした。この世に罪を犯したことのない人間など存在せず、自分の正しさを根拠に人を裁く権利や資格をもつ者はいない。そんな真理をこの出来事が表しています。

キリストの教えではありますが、キリスト教信者でなくても学ぶべきものがある一節です。できれば今よりあと少し寛容な社会になってほしいものです。



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