【1分講座】「会う」を意味するmeetとsee、どう違うの?使い分けはどうする?

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【画像】meetとsee

英語の教科書ではまず「はじめまして」「お会いできてうれしいです」の定番あいさつを習います。

Nice to meet you.

または

Nice to see you.

「会う」を表す動詞はmeetseeの2つがありますが、どう違うのでしょうか?



meetの方が「会う」に近い

「面と向かって会う」という意味では、seeではなくmeetが正解です。具体例で考えてみましょう。

a. I met Meg at the station.
b. I saw Meg at the station.

日本語では「わたしは駅でメグに会った」となりますが、聞き手は以下のニュアンスを感じ取ります。

a. あらかじめメグと駅で会う約束をしていた。
b. たまたま駅でメグに会った。

seeは「見る」という意味があるので、この場合は「メグに会った」というより「メグを見かけた」と聞こえるのです。つまり、単語のもつコアイメージはmeetが「会う」、seeが「見る」なのです。


meetが会うのは「人」とは限らない

The applicant must meet the following requirements;
出願者は以下の要件を満たさなくてはならない。

meet the requirementsで「要件を満たす」と覚えておきましょう。特にTOEICでは超頻出表現です。


■「じゃあね」はsee you

別れのあいさつはSee youです。meetには明確に「会う」というコアイメージが会うので、Meet youだと、次回も必ず会うこと前提のように聞こえます。「(次はいつお見かけするかわからないけど)じゃあね」ぐらいだとseeが適切です。


Nice to meet youNice to see you

冒頭のあいさつに戻ります。meetsee、それぞれのコアイメージが違うためニュアンスが違ってきます。”Nice to meet you.”は実際に「会う」ことが初めての時に使います。”Nice to see you.”は以前に会ったことがある人に使います。「会えて嬉しい」と「(また)見ることができて嬉しい」というイメージです。

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