「進撃の巨人」が浮世絵木版画になった!【歌川国芳】

※この記事には広告・PRが含まれています。

(C)諫山創・講談社「進撃の巨人The Final Season製作委員会

日本の漫画アニメ文化を代表する作品「進撃の巨人」と、日本の伝統技術文化を代表する「浮世絵木版画」の職人とがまさかのコラボ。 

発売されたのは2023年2月で、世界限定300部で即日完売。筆者が最初にこのニュースを聞いた時は「ああ、そういうグッズも面白いかもね」くらいに軽く聞き流していたのですが、よくよく見てみるとビックリするほどガチでした。 

制作元は伝統技術を身につけた職人達が所属する株式会社版三。伝統技術を守りつつも新しい挑戦を続ける会社です。 

江戸時代後期に活躍した浮世絵師、歌川国芳(うたがわ くによし)。彼の代表作「相馬の古内里」をモチーフに「進撃の巨人」の世界が描かれています。ちなみに「相馬の古内里」は、源頼信の家臣である大宅太郎光国がガシャ髑髏を退治している様子が描かれた作品です。 

【画像】相馬の古内里
※「相馬の古内里」東京富士美術館

ガシャ髑髏が巨人に置き換えられ、立ち向かうのはエレン、ミカサ、アルミン、リヴァイ。4人とも顔が浮世絵風に描かれているにも関わらず、一目で誰かがわかるのが驚きです。まさに職人のなせる技。 

オタク文化も伝統文化も我が国が誇るべき文化。もっとタッグを組んで日本を盛り上げてほしいものです。 



タイトルとURLをコピーしました