【大谷翔平】僕がダメだったとしても、次の子どもが出てきてくれればいいんです。【名言を英訳】

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“Even if I don’t make it, I’ll be fine if the next generation comes out. “
Shouhei Otani

僕がダメだったとしても、次の子どもが出てきてくれればいいんです。
大谷翔平

【文法解説】

even if: たとえ~だとしても
make it: やりとげる、上手くいく、間に合う

make it は使い勝手が良い言葉で、ネイティブも頻繁に使います。例えば「何かを成し遂げた」「時間に間に合った」「(出席などの)都合をつけた」なども全て”I made it.” で表現できます。

come out: 出てくる、公開する、公表する、現れる



二刀流スタイルを確立させる前の、大谷翔平の言葉です。

今では当たり前のようにメジャーでホームランと三振の山を築き上げている大谷翔平ですが、二刀流スタイルを確立する前は、世間の反応は今ほど好意的ではありませんでした。しかし大谷はあきらめることなく挑戦を続けました。それは自分のためだけではなく、世の中の野球少年達のためでもありました。自分の挑戦が少年達の夢につながる…そんな覚悟があったのです。

子どもファンを大事にする大谷

大谷といえばファン、特に子どものファンに対する神対応で知られています。これは「将来の野球界のために、野球少年のために」という大谷翔平の強い想いがあるそうです。個人よりもみんなのために…そんなマインドはどこから来るのでしょうか?

ここからは筆者個人の憶測ですが、大谷の出身地である岩手の県民性でもあるのかなと思います。昔、筆者が東北に住んでいた頃、何度か岩手にも行ったことがあります。広大な土地に対して人口密度が低く、地域の人間同士のつながりが非常に強い印象でした。隣人の顔を見たことがないなんてことはなく、子どもは親だけでなく地域で育てるような風潮があります。こういった文化は、厳しい冬を皆で協力して乗り越えなければならない、という地理的要因が大きいのかもしれません。個人の主張が強い都会の文化に慣れている人にとっては住みにくいかもしれませんが、どっちが良い悪いの問題ではなく人によって合うか合わないかでしょう。

同じ岩手出身の佐々木朗希が「野球をしている子供たちのために、僕ができることがあったら、何かしたい」と言っているのも考えると、大谷のファンを大事にする精神はコミュニティを大事にする岩手の文化も一因かな、などと思ったりします。



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