「考える」を意味するthinkとconsiderの違いと使い分け

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英語で「考える」を意味する動詞は thinkconsider で、学校でもわりと早い段階で教科書に出てきます。しかし、「ニュアンスの違いまでは習っていない」という人も意外と多いようです。

ここでは、それぞれの違いを解説します。

thinkの例文

ニュアンス的には「考える」より「思う」の方が近いです。頭に浮かんだことなど直感的、体感的に感じたことを伝える時に使います。

I think it will snow tomorrow.
明日は雪が降ると思う。

I think he is right.
わたしは彼が正しいと思う。



considerの例文

同じ「考える」でも consider はじっくり考慮するニュアンスです。何かを決断する時に「考える」時に使います。

My father is considering buying a new car.
父は新しい車を買おうか考えている。

Five things to consider before you quit your job.
仕事を止める前に考えるべき5つのこと。



その他の「考える」

think consider 以外の「考える」を意味する動詞を解説します。

■あまり根拠のない「思う」の suppose

ニュアンスは think に近いですが、think よりも自信に欠ける時に使います。

I suppose he is coming.
彼は来るんじゃないかな。

I suppose it will be sunny tomorrow.
明日は晴れるんじゃないかな。

実際に使われている「考える」に注目

このように同じ「考える」でもニュアンスが違ってきます。知識として知っておくことも大事ですが、会話の相手や映画などで使われる時の「考える」に注目しましょう。文脈によって使い分けされているのがわかると、よりニュアンスの違いが理解できます。



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