【 英語が話せるようになるコツ】超初心者が知っておくべき「そもそもの前提」

「英語を話せるようになりたい」
そう願う人は多くいます。

「中学高校時代に英語を6年も勉強したのに全然話せないって、自分はセンスない?」
そう嘆く人もいます。

そう思いながらも何から始めてよいかわからないものです。しかし、英語を話せるようようになるためには、勉強以前に知っておくべき事が5つあります。

ここでは、その知っておくべき5つの前提を紹介します。特に超初心者の方は是非読んでください。



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学校で6年間勉強しても話せないのはなぜ?

中学、高校で6年間も英語を勉強したのに英語が話せない…多くの人が思うことです。しかしそれは当たり前。

野球選手に例えると、学校の授業は筋トレや素振り、キャッチボールのようなもの。必要な練習だけどそれだけでは選手になれない。練習試合で実践の感覚を身につけなければなりません。その練習試合だってある程度経験を積むまではほとんど活躍できません。英会話の練習試合とは、ズバリそのまま「実際に誰かと話してみる」こと。

経験が浅い時はできなくて当然なのです。

無駄にハードルを上げない

そもそも「英語が話せる」ってなんでしょう?無意識にネイティブレベルに設定していませんか?

もしそうなら、ハードルが高過ぎです。外資系企業で働くビジネスパーソンでもそこまでハイレベルの人は多くはいません。CNNのアジア系アメリカ人のニュースキャスターでさえアジア訛りの英語を話しています。

意外と忘れがちですが、目標設定の意味でも「英語が話せる」を自分なりに定義することは大事です。「言いたいことが言えて相手の言うことが理解できる」だけでも充分に「英語が話せる」と言えます。



「自信をもって話す」はテクニックです

「英語を話す時は自信をもって話しましょう。」
英語の先生が生徒によく言うアドバイスです。

これは単なる精神論などではなく、現実的な理由があります。

人間誰しも自信がない時には自然と声が小さくなってしまいます。声が小さくなる、ということは聞いている方は当然聞き取りにくい。聞き取れないから聞き返します・・・”Pardon?”と。そして”Pardon?”と言われて「ああ、やはり自分の英語力が足りないから理解されないんだ」とさらに自信を失う。そうではないのです。ただ単に声が小さいから聞こえないのです。

英会話初心者は、じつはこのケースが意外と多いです。まずは大きな声ではっきりと話す事を心掛けましょう。

「間違いを恐れるな」と言われる理由

勉強もスポーツも最初から上手くいくことはありません。失敗を繰り返しながら上達していくものです。英会話も例外ではありません。しかし、正しい英語を話そうとするあまり、頭のなかで完璧な英文ができるまで会話の場でアウトプットしようとしない。自分の発音が正しいのか気になって口に出さないのでもたついてしまう。そんな失敗体験を繰り返し、さらに自信を失う。

こんな負のスパイラルに陥らないためには、あれこれ考える前にまず口に出して話してみましょう。もちろん文法や発音は大事です。しかし会話の場においては、相手とコミュニケーションをとる事が目的であって、完璧な文法と発音の英語をアウトプットするが目的ではないのです。聞いている相手も、あなたが慣れない英語を頑張って話そうとしている事はわかっています。誰もノンネイティブに完璧な英語を期待していません。

テレビのバラエティ番組に出てくる外国人タレントが良い例です。我々視聴者は外国人タレントが話す内容に耳を傾けているのであって、いちいち心のなかで「あ、今の日本語、使い方間違ってるな」なんて考えません。英語に限らず外国語会話においては、言葉の間違いなんて聞く側は話が思っているほど気にしてはいないのです。間違いを恐れずにどんどん話しましょう。結果的にそれが英会話上達の近道となるのです。

手持ちの武器を使いこなす

これは最初に述べた「自信をもって話す」に通じることですが、今現在の手持ちの武器、つまり今の英語力でどう会話するかを考えましょう。

英会話で重要なのは、高い英語力よりも英語運用力です。TOEIC900点以上取った人でも会話が苦手な人はいますし、逆に中学レベルの英語力で堂々とネイティブと会話できる人もいます。

「まだまだ知識不足なので、もう少し勉強してから話す練習をしよう」などと思わないこと。これではいつまでたっても話す練習をする日はやってきません。とにかく自分の英語の引き出しをフルに使って話してみましょう。

まとめ

以上、英語が話せるようになるための心得を紹介しました。机上の勉強も大切ですが、英会話ではそれ以前に「間違いを恐れず自信をもって話す」などのメンタル作りと「とにかく話してみる」の経験の積み重ねが何よりも上達への近道です。

トライ&エラーを繰り返しながら、着実に身につけていきましょう。

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