ビジネス英語学習は新社会人が大人のマナーを学ぶようなもの?【大人の英語学習】

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【画像】ビジネス会議

■英語にも敬語はある
現代社会ではグローバル化がすすみ、ひと昔前と比べると外国人と接する機会が圧倒的に多くなりました。その結果、学校で習った英語を実践で使う機会が増えました。「受験英語は実践では使えない」とは昔からよく聞きますが、そんなことはありません。正しく使いこなせば中学英語だけでも充分コミュニケーションがとれます。

しかし、接客やビジネスで使う英語となるとそれだけでは足りません。学校の教科書では基本表現や日常会話が中心で、丁寧な言い回し、日本語でいうところの「敬語」は教わらないからです。学校で「英語に敬語はない」と教えられるケースもあるようですが、英語にも敬語はあります

欧米はフレンドリーで開放的な文化だから敬語は存在しない、といったステレオタイプは昔よりも少なくなったと思います。実際、欧米は我々日本人が持つイメージほど平等ではなく、はっきりとした上下関係や階級社会が存在します。ある意味では日本よりも不平等な世界かもしれません。階級によって使う英語も違ってくるので、学校で習った日常会話フレーズをそのままどこでも使ったりすると、失礼にあたる場合があります。フォーマルな場では、状況に応じた丁寧な表現を覚えましょう。

■What is your name? は失礼!?
学校で習う、相手に名前を訪ねる時の定番フレーズは、

What is your name?

です。しかしこれは、あまり丁寧な尋ね方ではありません。教科書の日本語訳では「あなたの名前はなんですか。」とされているので、特に失礼とは感じません。しかし状況や口調によってはそんな丁寧な響きではなく、「ねえ名前なんていうの?」「あんた名前は?」のようにも聞こえます。カジュアルな日常会話なら問題ないのですが、ビジネス上で初対面の相手に対してはふさわしくありません。

【画像】失礼な態度

フォーマルな尋ね方としては、

May I have your name?

とすると、「お名前をお伺いできますか。」と丁寧な響きになります。ちなみに、Who are you?という聞き方も危険です。教科書の日本語訳では「あなたは誰ですか。」とされていますが、これも場合によっては「あんた誰?」「おまえ誰だよ。」と聞こえます。教科書の日本語訳が敬語になっているのは、あくまで文法上の意訳であり、文法的には敬語のニュアンスは含んでいません。

■ビジネス英語は誰でも学べる
ビジネス英語では学校で習った英語とは違う表現を覚える必要がありますが、べつに高度で新しい文法や語法が出てくる訳ではありません。文法は中学高校レベルで充分です。

初めて社会に出た時を思い出してみてください。職場で「お世話になっております」「お電話ありがとうございます」「またのお越しをお待ちしております」など、社会人としての言葉遣いを学んだはずです。ビジネス英語の学習はそれと似ています。さらに高度な英語力を鍛えるのではなく、TPOをわきまえた表現を学んでいきます。

もちろん、法務関連や交渉、クレーム対応などは更に専門知識やコミュ力が必要になってきますが、何事もまずは形から。ビジネスの現場にふさわしい英語を身につけましょう。

■ビジネス英語おすすめ学習アプリ
とはいえ独学でビジネス英語を勉強するには限界があります。覚えた言葉がどのように実践で使われるのかは、アプリやレッスンでアウトプット学習も交えながら学習していきましょう。

おすすめのビジネス英語アプリを2つ、以下に紹介します。

ポリグロッツ: 4ヶ月完結!ゴールのみえるビジネス英会話プログラム

ポリグロッツの特徴は、オンラインレッスン45分マンツーマン指導で全16回と最初からゴールが決まっていること。終わりが見えているため、受け身のレッスンを惰性でダラダラと続けることはありません。アプリ内の学力チェックテストを受けることで、190万人の学習データをもとにAIが自分にあった学習カリキュラムを毎日作成します。

スタディサプリEnglishビジネス英語コース: スマホひとつでスキマ時間学習

微妙に忘れがちな中学レベルの文法の見直しから実践的なビジネスシーンまで対応、1回最短3分から、スキマ時間で本格的なビジネス英語学習が出来るアプリです。大ヒットドラマ「下町ロケット」などを手掛けた脚本家、稲葉一広氏によるドラマ式レッスンになっており、続きが気になるストーリーでワクワクしながら学習できます。

■まずは行動してみよう
思い立ったが吉日、迷うならまず無料体験レッスンを申し込んでみましょう。

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