【1分講座】原材料をあらわす made of と made from の違い

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【画像】テーブル

中学英語で習う受動態。原材料を表す例文では made of made from の2つの表現があります。学校では、見て材料がわかる場合は made of見ただけでは材料が何かわからない場合は made from と習うことが一般的です。

This table is made of wood.
このテーブルは木から作られています。

木製のテーブルなどは、見た目ですぐ原材料が木だとわかります。

This cake is made from rice.
このケーキは米から作られています。

ケーキの原材料は知識がないと見ても何から作られているかなどわかりません。

見てすぐ材料がわかるかどうか。これを覚えておけば大丈夫です。しかしここでは of from の前置詞の違いに注目しながら、もう少し深堀りしていきましょう。

■ofのコアイメージ
ofが使われる文では「~から」と和訳されることが多いですが、もともとofの語源はoff (離れる)のため、 イメージとしては分離・性質・分量です。そのため、原材料を表す場合でも説明する対象から大きく形が変化することはありません。

This coin is made of silver.
このコインは銀でできています。

見た目が銀色ならまず間違いなく銀が原材料でしょう。

■fromのコアイメージ
fromは起点のコアイメージをもつ前置詞です。” I am from Okinawa.”などがわかりやすい例です。起点から離れたものを説明するもので、見ただけで起点が何かはわかりません。

Wine is made from grapes.
ワインはブドウから作られます。

ワインの原材料は知識として知らないと見ただけではわかりません。

いかがでしたか?それぞれの前置詞がもつコアイメージがわかれば違いを深く理解できます。



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