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“I’m called ‘the poorest president’, but I don’t feel poor. Poor people are those who only work to try to keep an expensive lifestyle, and always want more and more.”
Jose Mujica
わたしは世界一貧しい大統領と言われていますが、自分が貧しいとは思っていません。貧しい人とは、豪華な生活をするためだけに働き、いつも多くを欲しがる人のことです。
ホセ・ムヒカ
【文法解説】
最初の文はam calledで「呼ばれる」、< be動詞 + 過去分詞 >のシンプルな受動態です。
I am called ~ : 私は~と呼ばれている
those who ~: ~する人々
those who はネイティブもよく使う言葉です。thoseはthatの複数形ですが、ここではthoseの意味はpeopleと考えると理解しやすいです。先行詞thoseに関係代名詞whoが修飾しています。
2012年リオのサミットで世界中の人々の心を動かした、ムヒカ大統領のスピーチでの言葉です。ホセ・ムヒカ大統領は、2010年から2015年の間にウルグアイ大統領として任期を務めました。
ただきれいな言葉を並べるだけで行動が伴っていない政治家は山ほどいます。しかし「世界一貧しい大統領」と呼ばれたムヒカ大統領は違いました。大統領報酬のうち約100ドルを毎月の生活費として、残りは全て寄付。理由は「国の大統領の生活レベルは、その国の人々の平均レベルであるべき」との信念からでした。言葉だけ見ると立派ですが、果たしてムヒカ大統領のように実際に行動に移せる政治家が世界にどれだけいるでしょうか。
2025年5月13日、ホセ・ムヒカ氏は89歳でこの世を去りました。願わくば氏の遺した誇り高き精神を、1人でも多くの人の心に受け継がれてほしいものです。



