「子ども」を意味するkidとchildの違い。使い分けは必要?

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「子ども」を意味するkidchildは、英語学習の初期で覚える超基本単語ですが、あまり両者の違いを意識することはないと思います。 

ざっくり言えば、kidはカジュアル、childはフォーマルな響きで、一方しか使えない場合もあります。 

ここでは、そんなkidとchildの違いと使い分けについて解説していきます。 

kidの使用例

kidは自分や知人の子どもなど、主に話し手と聞き手の両者が認識している場合に使います。もちろん不特定多数の子どもを指す時でも使われますが、カジュアルな響きになるのは語源からきています。

もともとkidは「子ヤギ」を意味する言葉でした。現在でも「子ヤギの皮・肉」の意味で使用されています。この「子ヤギ」から派生して、俗語として「人間の子ども」の意味をもつようになりました。スラングとまでは言いませんが、正式な場では行儀のよい言葉ではないので、その時はchildを使いましょう。 

身内同士のカジュアルな会話では以下のように使っても全く問題ありません。 

My kid will be a junior high shcool student next year. 
うちの子は来年は中学生だよ。 

Some kids are hanging around in front of the building.
子ども達が建物の前でたむろしている。



childの使用例

childはkidよりもフォーマルな場で使います。また、単に大人(親)に対する子どもを表す時にも使用します。さらに、大人でも子どもっぽい人を指す時にも使う場合があります。以下はその例文です。 

I’ve never met Jon’s child. 
わたしはジョンの子どもに会ったことがない。 

She is an only child. 
彼女は一人っ子だ。 

You’re childish as always. 
あなたは相変わらず子どもっぽいですね。 

迷ったらchild

kidはカジュアル、childはフォーマルな響きです。両者とも「子ども」を意味する簡単な単語ですが、意外とこのようなニュアンスの違いがあります。そこまで使い分けに神経質になる必要はありませんが、 迷った時はchildを使う方が無難です。



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