【英語で名言】数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を使う。

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“Figures don’t lie, but liars do figure.”
Mark Twain

数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を使う。
マーク・トウェイン

【文法・語彙解説】

シンプルな現在形の文。
figure: (統計データなどの)数字、図形、姿
do figure: 計算する



データバイアスという言葉があります。データ収集や分析の過程で意図せず偏りが生じてしまい、事実を正確に反映しなくなることを意味します。一応は故意ではないという前提ですが、明確な意図をもってデータに偏りを持たせる事は簡単です。

例えば、ある大学教授がタバコ会社から研究室に多額の寄付金を受け取っており、「喫煙と肺がんには因果関係がない」という趣旨の論文を執筆しようとしています。根拠となるデータを示さなければなりませんが、あくまで論文の主張を裏付けるデータが欲しい。この時、データサンプルは喫煙者と肺がん患者ですが、故意に60代以上のサンプルは取りません。そうすると、肺がんを発症するのはある程度の年齢になってからなので、当然データ上の肺がん発症者は目に見えて減少します。

嘘はついていないし、データ改ざんもしていない。あくまで偏っているだけです。しかし読者の目にはただ統計をとって整理されたデータとしか映らないので、客観的な事実と信じます。結果、「喫煙と肺がんには因果関係がない」という主張が客観的な説得力を帯びてきます。

嘘つきほどデータバイアスの扱い方に長けています。統計データだからといって無条件に客観的事実とは限らないのです。

じつはトウェインの言葉ではない?

一般的にはこの言葉はマーク・トウェインの言葉として知られていますが、じつは引用元は不明のようです。トウェインが使ったとされる最初の資料では 1913 年ですが、同じ時期の1889年に統計学者のキャロル・D・ライトが労働統計局長会議でこの表現を使用しました。トウェインもライトも、自分が作った言葉だとは名言していないため、明確な起源は不明なままです。

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