高い英語力を持っていても教える事はまた別のスキル。それでも教師は経験を積み重ねて成長し、様々な指導技術を身につけていきます。しかし新人の時は不安しかありません。スキルが身についていないので自信がもてず、経験がないので何をしてよいかわからず途方にくれてしまいます。
そんな英語教師の方におすすめなのが、この書籍です。教える立場として押さえておきたい授業づくりの基本と実例を解説している、まさに英語教師のための授業マニュアル本です。
授業の組み立て方の前提やそもそもの考え方から見つめ、挨拶の Warm-Up に始まり Review、Oral Introduction、そして Model Reading など授業全体の流れを丁寧に解説。またペアワークやグループワークなど Activity の運用、指示の出し方やノート・辞書指導、さらにテスト評価など授業を組み立てるうえで必要な事は全て網羅されています。また、それぞれ中学編・高校編と個別に解説されており、新人教師でなくても学びの多い一冊になっています。
以下は本書の目次です。
※大修館書店公式サイトより引用
目次
はしがき
第1章 授業の組み立て
授業組み立ての考え方
1.大前提
2.英語授業の原則
3.授業の基本的な構成
Ⅰ Warm-up
1.挨拶
2.授業に入るために準備
3.帯活動
Ⅱ Review
1.復習の意義
2.具体的な活動
Ⅲ Oral Introduction
1.Oral Introductionとは何か
2.Oral Introductionのポイント
3.Oral Introduction運営の注意点
4.Oral Introductionの副産物
5.Oral Introductionチェックリスト
Ⅳ Model Reading
Ⅴ Explanation
1.基本的な進め方
2.扱う内容
3.補足・留意点
Ⅵ Reading Aloud
1.Reading Aloudの目的
2.Reading Aloudの方法
3.Reading Aloudの発展
Ⅶ Activities
1.Activitiesの目的
2.Activitiesの形態
3,Activitiesの内容
Ⅷ Consolidation
第2章 授業の流れに則して
Ⅰ Warm-up
1.たかがWarm-up?
2.Warm-upで求められること
3.活動例
4.いわゆる「帯活動」について
Ⅱ Review
1.復習のねらいとタイミング
2.気をつけるべきポイント
3.活動例
Ⅲ-(1) Oral Introduction(中学校編)
1.Oral Introductionの実際
2.指導計画
3.情報提示
4.視覚教具
Ⅲ-(2) Oral Introduction(高校編)
1.Oral Introductionの実際
2.指導計画
Ⅳ-(1) Model Reading(中学校編)
1.教科書を開く前に
2.教科書を開いて読むとき
Ⅳ-(2) Model Reading(高校編)
1.段落に構成を踏まえた音読を心がける
2.連続する2文を関連性を意図した音読をする
3.本文中のコンマ(,)は、意味のまとまりを示す
4.登場人物になったつもりで音読する
Ⅴ-(1) Explanation(中学校編)
1.文法事項のExplanation
2.題材内容のExplanation
Ⅴ-(2) Explanation(高校編)
1.本文理解のための指導
2.Explanationのポイント
Ⅵ Reading Aloud
1.意義と目的
2.よくある失敗・間違い
3.いろいろな音読
4.何をいつ・どこまで指導するべきか
5.音読から発表への橋渡し
Ⅶ-(1) Activities(中学校編)
1.ペアワーク
2.グループワーク
3.発表
4.即興的なやり取り
5.ライティング
Ⅶ-(2) Activities(高校編)
1.発表
2.即興的なやり取り
3.ライティング
Ⅷ Consolidation
1.授業のまとめ方
2.宿題・家庭学習の指示
第3章 さまざまな場面での指導技術
Ⅰ Qs & As(Q&A)
1.発問のしかた
2.生徒の反応と対処法
3.コミュニケーションとしてのQs & As(Q&A)
Ⅱ 指名
1.指名の目的
2.指名の基本
3.指名の方法
Ⅲ 指示の出し方(日本語・英語)
1.指示はわかりやすく簡潔に
2.指示を出すときは、指示に集中させる
Ⅳ 机間指導
1.「机間指導」とは
2.教師の立ち位置
Ⅴ 発音指導
1.発音指導の重要性
2.モデルとすべき発音
3.語の指導
4.句
5.文
6.イントネーション(ニュアンスを伝える)
7.発音指導の重点の置き方
Ⅵ 単語の導入
1.単語の意味の提示
2.綴りの提示法(書き足し法)
Ⅶ テスト・評価
1.テストと評価は何のために行うか
2.評価の方法と留意点
3.小テストをいつ行うか
4.小テスト実施上の留意点
5.何をテストするか
6.テストの種類・形式
7.採点・返却
8.簡便に実施するためのアイディア
9.返却後の処理
10.小テストと評価について
11.定期テスト
Ⅷ 辞書指導
1.辞書を使うことの難しさ
2.辞書の約束事の指導
3.辞書はいつから使わせるか
4.授業中の辞書指導
5.電子辞書か紙の辞書か?(電子辞書のデメリット)
6.電子辞書か紙の辞書か?(電子辞書のメリット)
Ⅸ ノート指導
1.英語の授業における「ノート指導」のポイント
2.過去のノート指導
3.ポートフォリオとしてのノート
4.留意点
Ⅹ 多読指導とは
1.目的と効能
2.教材
3.実施場面
4.実施方法
XI 文字指導
1.文字指導の重要性
2.文字指導の手順
3.大文字の指導
4.小文字の指導
5.大文字と小文字を関連付ける
6.4線を減らす
7.語・文の書き方
8.文字・綴りと音の関係について
9.左利きの指導について
XⅡ ハンドアウト
1.Oral Introductionのあとで用いるハンドアウト
2.Explanationで用いるハンドアウト
3.音読で用いるハンドアウト
4.Activitiesで用いるハンドアウト
5.ハンドアウトを作成・使用する際の留意点
付録1 教室英語
1.教室英語とは
2.教室英語の例
付録2 読書案内
コラム1 小中連携・中高連携
コラム2 新しい指導観
コラム3 ユニバーサルデザイン
索引

