Don’t compare yourself with anyone in this world. If you do so, you are insulting yourself.
Bill Gates
自分と、この世の誰とも比べてはいけない。それは自分自身を侮辱する行為である。
ビル・ゲイツ
【文法解説】
Don’t + < 動詞の原型 >. で、「~してはいけない」という意味になる命令文です。
if を使った直接法です。ifがあれば仮定法と思ってしまいますが、直接法と仮定法は違います。詳しくは「仮定法」の記事をご覧ください。
compare A with B: AとBを比べる
insult: 侮辱する
「隣の芝生は青い」ということわざがあるように、人はどうしても誰かと比べてしまう生物です。周りが自分より良い暮らしをしているんじゃないか、自分より優れているのではないか、と考えると気が気ではありません。それをバネに「よしがんばるぞ!」とプラスのエネルギーに変換できたらよいのですが、なかなかそうはいきません。どちらかというと「それに比べて自分は…」とネガティブな気持ちになる事の方が多いのではないでしょうか。
英語学習に当てはめて考えてみても、何も良いことはありません。「自分の英語力はまだまだなのに、あの人は先に進んでいる。同じ時期に勉強を始めたはずなのに…」と暗い気持ちになったりする。でも待ってください。そもそもなぜ英語を勉強しているのでしょう?英語学習の目的はあくまで「自分が目指す英語力を身につける」のはず。「人より早く上手く身につける」ではありません。
人の努力を見てやる気をもらうなどのポジティブな比較ならよいのですが、ネガティブな気持ちになるなら何のメリットもありません。あくまで自分自身を軸に考えましょう。




