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whole と all は日本語ではどちらも「全ての」なので使い分けに迷ってしまいますが、ニュアンスが違います。whole はひとつの物事の全体を指し、 all は複数あるもの全てを指します…と言われてもイメージがわきにくいですよね。まずは以下の例文を見てください。
I ate the whole cake.
わたしはケーキを1ホール食べた。
I ate all of the cakes.
わたしは全てのケーキを食べた。
日本語でも「ケーキをホールで買った」なんて言いますよね。我々が日本語として使う「ホール」はまさに英語の whole です。
2つ目の文は cakes と複数形になっているとおり、ケーキが2つ以上あってその全てを指します。

wholeは単数、allは複数
先ほどのケーキの例のように、whole は単数、all は複数で使われます。
wholeの例文
He read the whole book.
彼はその本を全部読み終えた。
My dad roasted a whole chicken for Christmas.
父がクリスマスにチキンの丸焼きを作ってくれた。
I’ve been looking for the file on the whole computer, but I can’t find it.
パソコンの中の全てからファイルを探しているが、見つからない。
allの例文
Did you read all of the books in the shelf? What the…
本棚にある本全て読んだの?なんてこった…
All dogs are cute.
全ての犬は可愛い。
Mista fired all the bullets.
ミスタは弾丸を全て撃ち尽くした。
その他の表現
「全ての」といえば他にも似たような表現があるのでチェックしましょう。
every
これも日本語で言えば「全ての」になりますが、まず全体を捉えてから個々に注目するようなニュアンスです。
Everybody has talent, but ability takes hard work.
誰もが才能を持っている。しかし能力を得るためには努力が必要だ。
My grandfather goes to bed at 9pm every day.
祖父は毎日9時に就寝する。
I will destroy them all… every single one of them from the world.
駆逐してやる!! この世から…一匹残らず!!
entire
これもまた日本語にすると「全ての」で片付いてしまうのですが、whole とも all ともニュアンスが違います。全体とその中のそれぞれも含めて強調されているような響きです。
The entire department attended the meeting.
部署全体で会議に出席した。
The entire city had a blackout.
街中が停電になった。





