【前置詞入門】in : 中にあるイメージ

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【画像】前置詞in

前置詞の中でも in はイメージが湧きやすいかと思います。主に「場所や空間の中」「時間の中」を表す時に使います。また、非物理的な状況も in で説明できます。

場所の中

場所を表す in は、広い空間の中のイメージです。

My brother is in his room.
わたしの弟は彼の部屋にいます。

David lives in Italy.
デビッドはイタリアに住んでいます。

時間の中

時を表す in は、年や季節など比較的長い期間の時に使います。

He was born in 1983.
彼は1983年に生まれた。

I’ll be back in 5 minutes.
5分で戻ります。

※例文のように「5分後」などある特定の未来の時点を表す場合、短い期間でも in を使います。

着用を表す

日本人には感覚的に難しいですが、「服の中」にいるイメージです。

My boss was in his blue shirt.
わたしの上司は青いシャツを着ていた。

I saw a high school student in uniform over there.
あっちで制服を着た高校生を見ました。

これってなんで in なの?

The sun rises in the east and sets in the west.
太陽は東から昇り、西へと沈む。

日本人の感覚からすると、「~から」なのでfrom the eastじゃないの?と思ってしまいます。しかし英語では、東という大きな空間の中で太陽が昇る、という感覚になります。

inとat、これってどっちが正しいの?

以下の例文を見てください。

I study psycology in school.

I study psycology at school.

in at が違うだけで、どちらも「わたしは学校で心理学を勉強している。」という意味です。どちらかが正解・間違いということではなく、どちらも文法的には問題ありません。ただ少しニュアンスが違って聞こえます。

inの場合、学校という場所で心理学を勉強している事実を伝えています。

atの場合、わたしは心理学を学ぶ学生というニュアンスに聞こえます。



【ついでに英検・TOEIC対策】inを含む熟語

前置詞inの感覚をつけるためにも、inを使った熟語を覚えましょう。熟語を引き出しを増やしながらinの感覚も養えて一石二鳥です。

be interested in : ~に興味がある

Tony is very interested in Japanese culture.
トニーはとても日本文化に興味がある。

in front of : ~の前に

Let’s meet in front of the shop.
店の前で会おう。

be dressed in : ~を着ている

The man called Kuga was dressed all in black.
久我と呼ばれたその男は全身黒ずくめだった。

in a hurry : 急いで、あわてて

Please be brief because I’m in a hurry.
急いでるので手短にお願いします。

in addition to : ~に加えて

In addition to dancing, she sings very well.
ダンスにくわえ、彼女は歌もうまい。

in advance : 前もって

Please let us know in advance if you are unable to attend the meeting.
会議に出席できない場合は事前にお知らせください。

in general : 一般に

In general, Japanese are shy.
一般的に、日本人はシャイだ。



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