
「会社」を表すcompany, corporation, firmですが、使いどころやフォーマル度が違ってきます。どれを使っても意味は通じるので神経質になる必要はありませんが、それぞれのニュアンスを覚えておきましょう。
company: 最も一般的、会社全般
company の語源は「仲間の集まり」です。会社を表す最も一般的な言葉で、組織の規模は問いません。迷った時はcompanyを使いましょう。
I started my own company repairing smartphones.
わたしはスマホを修理する会社を始めた。
My mother works at a big company.
母は大会社で働いている。
corporation: 大規模な企業、株式会社
corporation は法人として認められた会社を指します。日本の(株)のように、アメリカではcorp.という略語が使われます。
Google is one of the biggest global corporation in the world.
グーグルは世界最大のグローバル企業のひとつだ。
The government is controlled by foreign capital corporations.
政府は外資系企業に牛耳られている。
firm: 専門スキルのプロ集団
firmは法律事務所や会計事務所のような専門家が集まる会社を指す時に使います。2人以上の専門家が合資で作った会社を表しますが、companyのように普通の会社という意味で使うこともあります。
My brother has been hired by an accounting firm.
兄は会計事務所に採用された。
The law firm is very famous in my city.
その法律事務所は街では有名だ。