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「~できる」を意味するcanとbe able toですが、日本語にすると同じなので使い分けがわからないという人が多いようです。もちろん大きな違いはありませんが、場合によっては使い分けが必要です。ざっくり言うと、can の方が幅広く使うことができ、be able to は使う場面が限られます。
ここでは、can とbe able to をそれぞれ解説します。
canの使い方
能力的に「~ができる」という意味では、どちらも使えます。しかしbe able to にはそれ以外の汎用性はありません。しかしcanには「~できる」という能力だけでなく、可能性や許可を表現する時にも使います。
【能力のcan】
My boss can write documents very fast.
わたしの上司はとても速く資料作成ができる。
【可能性のcan】
I can see you tomorrow.
明日、お目にかかりましょう。
【許可のcan】
You can use my computer by 5pm.
5時までなら私のパソコンを使ってもよいですよ。
be able to の使い方
可能性や許可を表現する時にも使えるcanと違い、be able to は能力のみに限られます。同じ「~できる」でもcanよりもフォーマルな響きなので、面接などで「自分はこんなことができます」というアピールの際はbe able toの方がふさわしいです。
I am able to write a program with C++.
わたしはC++でプログラミングができます。
また、can以外の助動詞を使う場合は、助動詞を2つ以上つなげることはできないのでbe able toを使います。
You will be able to use this system after you finish the training.
研修が終わった頃には、このシステムが使えるようになるでしょう。
比べてみよう
He can tell a lie.
He is able to tell a lie.
1つ目は「彼はウソをつくことがある」、2つ目は「彼はウソをつくことができる」の意味になります。
Joe can’t dance.
Joe is not able to dance.
どちらも「ジョーは踊れない」ですが、1つ目は能力の問題なのかシャイだから踊れないのかはこれだけでは判断できません。2つ目は明確に能力の問題です。
まとめ
canは能力だけでなく可能性や許可など幅広い表現がありますが、be able to は能力のみに限定されます。あとは多くの英文に触れながら、実際に使っていきながら身につけましょう。