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I am just trying to be a father who won’t put his children to shame.
私はその子供らに対して、恥じぬ父親でありたいと願うだけです。
【文法解説】
「願うだけです」の日本語を忠実に英訳するならば”just want”や”just wish”などの方が適切です。しかしこのシーンでは、ただ「願うだけ」ではなく、実際にそんな父親であろうとするブライト艦長の強い意志を表現するには”want”や”wish”では弱いと考えて”try”にしました。
put … to shame: …に恥をかかせる、恥ずかしい思いをさせる
ブライト艦長が最高にカッコよい名シーン・名セリフです。
「ラプラスの箱」によって窮地に立たされた地球連邦とビスト財団は、証拠隠滅のためにコロニーレーザーで自軍のネェルアーガマごと焼き払おうとする暴挙に出ます。誇り高き連邦の軍人であるブライトは黙って見過ごすことはできません。コロニーレーザーのスイッチを押そうとするローナン・マーセナスの前に立ちはだかり、「撃つのならば自分は連邦の敵にまわる」と宣言。そんなブライトを鼻で笑いながら「君にも子供がいるだろう?」と遠回しに脅しをかけるローナン。しかしブライトは屈することなく、「私はその子供らに対して、恥じぬ父親でありたいと願うだけです。」と言い切ります。
一年戦争から第二次ネオジオン戦争まで戦火をくぐり抜けてきたブライト・ノア。第一次ネオジオン戦争時はネェルアーガマの艦長でした。このラプラス事変でもラー・カイラム艦長としてトライスターからの人望が厚かったり、バナージの背中を押したりと、後方で強い存在感を示していました。