“If you quit ONCE it becomes a habit. Never quit.“
Michael Jordan
一度でもあきらめてしまうと、それが癖になる。絶対にあきらめるな。
マイケル・ジョーダン
【文法解説】
quit: やめる、打ち切る、あきらめる
once: 一度、~するとすぐに、~の時点で
ifを使った直接法の文章です。「ifを使う=仮定法」と誤解されることもありますが、仮定法の場合は文章を過去形で表現します。
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2003年に現役を引退した後もなお「バスケットボールの神様」と呼ばれているマイケル・ジョーダンの言葉です。
超一流のアスリートはよく「努力型」か「天才型」かと2つのタイプで語られることがありますが、マイケル・ジョーダンは両方を持った選手でした。バスケットボールにおいては圧倒的に有利な高身長とまるで空を飛んでいるかのような跳躍力。あまりに長い滞空時間から ”Air Walk” と呼ばれていました。そんなフィジカルに恵まれた神様ですが努力を惜しまず、負けん気の強さも超一流でした。
そんな負けん気の強さを象徴するようなエピソードがあります。1997年NBAファイナルで対ユタ・ジャズ戦の前日、ジョーダンは重度の食中毒を患いました。立っているのもやっとな状態で、トレーナーからは当然「試合に出るのは不可能だ」と告げられます。しかしチームが連敗していたこともあり、無理を通して出場します。結果、38得点・7リバウンド・5アシスト・3スティールという大活躍っぷり。チームを見事に勝利へ導きました。
くじけそうな受験生へ送りたい言葉
受験勉強は本当に大変です。プレッシャーと戦いながら勉強する日々。気持ちが折れて、「もし落ちてしまったら、受験勉強した意味なくね?」と弱音を吐きたくなる時もあります。そんな時は、このジョーダンの言葉を思い出してほしいです。困難から逃げることはクセになります。受験から逃げてしまったら、逃げた自分だけが残ります。全力を尽くした結果失敗したら、全力を尽くした自分が残ります。この先またあらたな壁にぶつかった時、この経験の差は大きいものです。
「無駄な努力なんてない」というのは精神論ではなく、努力した人の経験知なのです。