【1分講座】「種類」を意味するkind ofとsort ofの違いと使い分け

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「~の種類」を意味するkind of / sort of は中学校で習う基本表現です。受験英語ではどちらも「~の種類」として暗記しておけば問題はありませんが、微妙にニュアンスが違います。

kind of と sort of はどう違う?

ざっくり言えば、kind of は種類sort of は性質を表します。

What kind of your dog?

What sort of your dog?

どちらも「あなたの(飼っている)犬はどんな犬?」と尋ねています。kind ofは犬の種類、つまりチワワやシェパード、ゴールデンレトリバーなど犬種を聞いているニュアンスです。sort of だと、臆病、人懐っこいなど犬の性格を聞いているニュアンスです。しかし実際はネイティブでもあまり違いを意識していない人もいるので、そこまで使い分けに神経質にならなくても大丈夫です。

一般的にはアメリカだとkind of、イギリスだとsort ofが使われるとも言われていますが、人にもよるので一概には言えません。

「まぁね」「そんな感じ」を意味するkind of / sort of

何か質問された時、返答がYesでもNoでもない場合ってありますよね。日本語だと「まぁね」「そんな感じ」と少し曖昧な答え方をする時もあります。英語だとこれがkind of / sort ofになります。

Do you like Korean food?
韓国料理は好き?
Kind of (Sort of). I can’t eat spicy food, though.
まぁね。辛いモノは食べられないけど。

I head you can speak Chinese.
あなたは中国語が話せるそうですね。
Kind of (Sort of). Not complex sentences.
まあ少しはね。複雑な文章は無理。

ネイティブはYes / No がハッキリしているイメージがありますが、意外とこんな曖昧な返事も少なくありません。



「なんか」「ちょっと」を意味する kind of / sort of

■形容詞を修飾

She is kind(sort) of cute.
彼女ちょっと可愛いね。

This movie was kind(sort) of good.
この映画はまぁ良かったよ。

■動詞を修飾

I kind(sort) of like jazz music.
ジャズはちょっと好き。

使い方は、kind (sort) of を形容詞・動詞の前につけるだけです。

神経質にならなくても大丈夫

同じようで若干のニュアンスが違うkind ofsort of ですが、使い分けに神経質になる必要はありません。ネイティブもそれほど気にしていないようです。もちろん人によっては無意識で使い分けている場合もあるので一概には言えません。今度から映画やドラマを視聴する時は意識してみるとよいでしょう。



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