【英会話】フレーズ暗記は意味ある?⇒大ありです。その理由と効果的な学習法

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単語や文法も充分に知ってるはずなのに話せない…そんな悩みをもつ人は、まずは基本フレーズを覚える事ををおすすめします。

「フレーズを暗記したって意味がない」という意見もありますが、そんなことはありません。単語や文法も知っているのに話せないのは、頭の中でゼロから英文を組み立てようとするからです。そもそも我々が日本語で日々の中で口にする言葉は、

「おはよう」
「元気?」
「疲れた」
「いい天気ですね」
「昨日は何した?」
「今日の予定は?」
「コーヒー飲みたい」
「これがほしい」
「明日は予定があります」
「納期はいつですか?」

など、振り返ってみればわりと毎日同じようなものです。この時、毎度頭の中でいちいちゼロから日本語の作文をしていません。だって非効率ですよね。英語だったら尚更です。単語力と文法知識を駆使してゼロから脳をフル稼働させるより、覚えたフレーズをその場でカスタマイズする方が効率的です。基本フレーズが頭の中にあると、それが英作文のテンプレートになってくれます。

フレーズ暗記だけでは物足りないと感じるなら、同時に文法や単語学習も並行してやれば学習効果倍増です。

文法もフレーズから学ぶ

学生時代の勉強といえば、文法を覚えて単語を暗記して長文を読む、この繰り返しが基本でした。この勉強法は英語力の土台を作るには有効ですが、話せるようにはなりません。英会話力をつけるには、受験英語の勉強を繰り返すよりもフレーズを覚えたほうが効果的です。

例えば、少し高度ですが以下のフレーズを見てください。

I had never used this software before I bought a new computer last month.
先月に新しいパソコンを買う前は、このソフトを使ったことがなかった。

文法的には過去完了形を使ったレベルの高い文ですが、まずは「…の前は~したことがなかった」のフレーズとして認識しましょう。文法学習も大切ですがまずは二の次です。フレーズの引き出しが増えるほど文法の理解力もアップしていきます。

目的に合ったフレーズを覚える

日常会話のフレーズは、どんな場面でも使う機会がある汎用性が高いものなので覚えても損はありません。しかしだからこそ数が多く何から覚えてよいか迷ってしまいます。だったら学ぶ分野を自分の専門分野に絞ったフレーズを中心に覚えましょう。

ビジネス英語のフレーズ例文

It’s a pleasure to meet you.
お会いできて光栄です。

I look forward to collaborating with you.
一緒にお仕事ができるのが楽しみです。

I was wondering if you could give us the estimate by tomorrow.
明日までに見積りを頂けないでしょうか。

IT英語のフレーズ例文

How much time do we have until delivery?
納品までどのくらい時間がありますか?

How do you maintain your server?
どのようにサーバーを維持していますか?

We changed the passcode from 4 digits to 6 digits to resolve the problem.
その問題を解決するために、パスコードを4桁から6桁に変更しました。

【画像】ビジネス会議

覚えたフレーズをいじってみる

例えば、なにかフレーズを暗記したとしても、現実にそのフレーズを使うのにピッタリの状況に出会うとは限りません。あったとしても、その頃にはフレーズを忘れているかもしれません。覚えたフレーズを自分のものにするにも、フレーズを色々といじってみましょう。例えば以下のフレーズを覚えたとします。

The purpose of today’s meeting is to discuss the marketing strategy for the new product.
今日の会議の目的は、新製品のマーケティング戦略について議論することです。

このフレーズの単語を使って、別の文章を作ってみましょう。

The purpose of the marketing strategy is not to increase sales this year but next year.
このマーケティング戦略の目的は、今年の売上を伸ばすことではなく、来年の売上を伸ばすことです。

また、productという単語を使ってもっとシンプルな文を作ってみましょう。

The product has been very popular since last year.
その製品は去年から非常に人気が出てきた。

このように覚えたフレーズをいじって色々と遊んでみるとアウトプットの練習にもなります。

名言や映画のセリフを覚えるのもアリ

テキストの例文だけではなく、英語の名言や映画のセリフを覚えるのもよいでしょう。名言は心に響くものが多いため、覚えやすいです。また、映画を観ながら「お、このフレーズ使えそう」と思ったものをメモしておくとよいでしょう。実践では使えそうにないものでも、気に入ったセリフがあったらそれも覚えましょう。自分が好きなものはすぐに覚えるものです。合理性を追求するだけではなく、たまには純粋に楽しみましょう

“I know what I have to do now, I’ve got to keep breathing because tomorrow the sun will rise. Who knows what the tide could bring?”
今やるべきことは分かっている。明日も日は上る、だから呼吸を止めないことだ。波が何を運んでくるかなんて誰がわかる?
-映画“Cast Away”のセリフ

フレーズで英語脳をつくるオンライン英会話【PR】

オンライン英会話の数は多く、それぞれに特徴や学習法があります。そのなかでも、フレーズ学習のように、まず型から入る学習法を採用しているオンライン英会話を紹介します。

【画像】イングリッシュベル公式サイト
イングリッシュベル公式サイトより

イングリッシュベルは、DMEメソッドという英語学習法を採用しているオンライン英会話です。DMEとはDirect Method for Englishの略で、日本語をあてるなら英語直接教授法。これは、母国語を介さずに英語を英語のまま処理する学習法です。

実際にやることはシンプルです。先生の質問にフルセンテンスで答えることを繰り返す。日本語は使わず英語のみ。先生は質問を早口で2回繰り返す。ただそれをひたすら繰り返す。例えば以下のような流れです。

先生: Is this your bag? Is this your bag?
生徒: Yes, it’s my bag.

こうして文字に書き起こすと簡単そうに見えますが、初心者の人だと最初はこんな中1レベルの英語すらスムーズに話せずショックを受けるでしょう。またこの時、ただ“Yes.”“Yes, it is.”で済ませてはいけません。必ず先生の文型に沿って答えなければなりません。また、“It is”ではなく“It’s”“I am”ではなく“I’m”と、短縮形にすることも必須です。

これをひたすら反復練習。慣れないうちはものすごく集中するので非常に疲れます。いわば英語の筋トレのようなものです。

しかしこれを続けていると必然的にリスニング能力が劇的にアップ、日本語を使用しない英語の反射神経が身についてきます。地味で疲れるトレーニングほど効果が高いのはスポーツに通じるものがあります。

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