【英語で名言】「何をしないかを決めることは、何をすべきか決めることと同じくらいに重要だ。」スティーブ・ジョブズ

“Deciding what not to do is as important as deciding what to do.”
Steve Jobs

何をしないかを決めることは、何をすべきか決めることと同じくらいに重要だ。
スティーブ・ジョブズ

【文法解説】
受験英語でも必ず出てくるas ~ as…構文 ( …と同じくらい~ )です。よく使われる表現としてはas soon as possible ( 可能な限り早く)があります。
この文の主語と目的語は動名詞となっています。動名詞とは、その名の通り動詞を名詞にした言葉です。ここではdecide ( 決める )という動詞にingをつけて動名詞の形にしています。

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何かを成し遂げるには多大なる努力が必要です。これは精神論などではなく事実です。しかし、ただやみくもに努力すればよいというものではありません。努力することは手段であり目的ではありません。もちろん時には愚直に突き進むことも必要ですが、結果を出すためにはやるべき事とやらなくてもよい事を明確にする必要があります。スティーブ・ジョブズのように何かを成し遂げた人物は、全力を尽くすべきポイントを見極めているのでしょう。

これは英語学習にも通じるものがあります。英語教育では、「話す・聞く・読む・書く」の4技能の全てをバランスよく学習することが理想とされています。しかし、現実問題として確保できる勉強時間が限られている状況では不可能です。そのためにも何が1番重要かをまず見極める必要があります。例えば技術系の仕事でマニュアル等の英文を読むスキルが必要な人は、会話力よりも専門用語を覚えることが先決です。逆に、ビジネスの現場でプレゼンや会議などで話す機会が多いのならとにかくスピーキングとリスニングを重点的に鍛える。

限られた時間のなかで、取捨択一できることも大切なスキルです。



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