【英語で名言】「何をしないかを決めることは、何をすべきか決めることと同じくらいに重要だ。」スティーブ・ジョブズ

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スティーブ・ジョブズ (字幕版)
1984年、スティーブ・ジョブズは激怒していた。Macintosh発表会の40分前、「ハロー」と挨拶する はずのマシンが黙ったままなのだ。挨拶をカットしようという周囲の意見に耳を貸さないジョブズ。そ こへ元恋人が、彼が認知を拒む娘リサを連れて現れる。混乱の中、ジョブズは今度は突然、朝の9時前 に胸ポケット付きの白いシャ...

“Deciding what not to do is as important as deciding what to do.”
Steve Jobs

何をしないかを決めることは、何をすべきか決めることと同じくらいに重要だ。
スティーブ・ジョブズ

【文法解説】
受験英語でも必ず出てくるas ~ as…構文 ( …と同じくらい~ )です。よく使われる表現としてはas soon as possible ( …と同じくらい~ )があります。ここでは主語と目的語が単純な名詞ではなく、動名詞となっています。動名詞とは、その名の通り動詞を名詞にした言葉です。ここではdecide ( 決める )という動詞を現在分詞の形にして動名詞としています。

スティーブ・ジョブズ(1955 – 2011)
リンゴのマークで有名なアップル社を立ち上げた、アメリカ合衆国の実業家。iPodやiPhoneなど、世界を変える製品を世に送り出した。



何かを成し遂げるには多大なる努力が必要です。これは精神論などではなく事実です。しかし、ただやみくもに努力すればよいというものではありません。努力すること自体が目的ではなく、努力は手段です。愚直に突き進むことも時には必要ですが、結果を出すためにはやるべき事とやらなくてもよい事を明確にする必要があります。何事も全力を尽くす事ができるなら理想ですが、現実にはそうはいきません。スティーブ・ジョブズのように何かを成し遂げた人物は、全力を尽くすべきポイントを見極めているのでしょう。

英語学習も同じです。4技能の全てをバランスよく学習するのは理想論であり、確保できる勉強時間が限られている状況では不可能です。では何が1番重要かをまず見極める必要があります。例えば技術系の仕事でマニュアル等の英文を読むスキルが必要な人は、まず専門用語の暗記と文章読解できる程度の文法力をつけること。英会話スキルは必要ないので2の次です。逆に、ビジネスの現場で話す機会が多いのならとにかくリスニングとスピーキングを重点的に鍛える。

限られた時間のなかで、取捨択一できることも大切なスキルです。

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