「買う」のbuyとpurchaseの違いと使い分け

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【画像】お買い物

buypurchase、どちらも「買う」を意味する言葉です。この2つの違いは日本語で考えるとイメージしやすいです。つまり、「買う」はbuy、「購入する」はpurchase。日本語の「買う」も「購入する」もニュアンスの違いだけで意味は同じです。

purchaseの方がフォーマルな響き

「買う」という行為を意味する点では同じですが、日本語と同様にpurchaseの方がフォーマルな響きです。

I would like to buy a cup of coffee.
コーヒーを買いたい。

I would like to purchase a cup of coffee.
コーヒーを購入したい。

上記の例文、文法上は両者とも間違いではありませんが、たかがコーヒー1杯を買うのにpurchaseは大げさな感じがします。テレビや車などある程度の金額のものだとbuyでもpurchaseでも違和感はありません。

また、衝動買いの場合はbuyの方が適切です。「検討したうえで買うことに決めた」ような時はpurchaseの方がしっくりきます。

ちなみに衝動買いは英語でいうとan impulse buyです。

I made an impulse buy yesterday.
昨日、衝動買いをしてしまった。

buyとpurchaseは名詞にもなる

buypurchaseは動詞だけでなく名詞にもなります。

buyの名詞は、上記の「衝動買い」やアメリカの家電量販店の店名“BEST BUY”のように使われます。

purchaceの名詞は、動詞の時と同様フォーマルな響きです。

I made a purchase at the store.
その店で買い物をした(購入した)。

何を買うのかを示す必要がない場合、make a buy/purchaseの形で表現できます。



どちらを使っても大丈夫

ビジネス英語ではpurchaseを使った方が良い場合もありますが、そこまで使い分けに神経質になる必要はありません。purchasebuyよりもフォーマルな響き、これを念頭に入れておけば実際にpurchaseが使われている場面に出会ううち、なぜbuyではないか感覚でわかるようになるでしょう。

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