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very good!
so good!
日本語にするとどちらも「とても良い」です。veryとsoには若干ニュアンスの違いがあります。あまり神経質に違いを気にする必要はありませんが、ネイティブは明確に使い分けています。
veryはフォーマル、soはカジュアル
veryはフォーマルな印象で、ビジネスやスピーチなどの場で使われます。例えばスピーチの後に
Thank you very much for listnening.
と言えば、「ご清聴ありがとうございました。」の意になりますが、
Thank you so much for listening.
だと、「聴いてくれてどうもありがとう」といった少しくだけたニュアンスに聞こえます。だからといってすごく失礼とはなりませんが、公の場ではveryの方がふさわしいでしょう。
アナウンスでは基本的に”Thank you very much.“が使われる一方、海外アーティストがコンサートで曲の合間に”Thank you so much.“と言うのもこんな違いからです。
so that構文を考えてみる
受験英語でso that構文というものを習ったのを覚えていますか?
so … that ~: とても…なので~である
I am so tired that I wasn’t able to wake up this morning.
わたしは今朝起きれなかったほど疲れている。
この構文にはsoのもつ性質が関係しています。soは「だから」という意味の接続詞としての働きもあります。so は結果を示唆する言葉でもあるのです。
すでに知っているか、新しい情報か
相手がすでに知っている情報を話す時はsoを使います。相手がなんらかの事情で自分が疲れているであろうことを知っている場合は、
I am so tired.
わたしはとても疲れてる。
とsoを使います。
自分がつかれていることを相手が知らない場合は、
I am very tired.
わたしはとても疲れてる。
とveryを使います。
知っておいて損はない
前述したように、あまり神経質に使い分けに注意する必要はありません。どちらを使っても通用します。しかし、知識として知っておくと上手に使いこなせるようになり、わかる人には「お、この人やるな」と思われるかもしれません。