
機動戦士ガンダム
「ガンダム」シリーズの原点になったTVシリーズ第1弾。宇宙世紀0079。ジオン公国と地球連邦政府が戦争を繰り広げる中、サイド7に住むアムロ・レイは、ジオン軍の奇襲をきっかけに、連邦軍のモビルスーツ“ガンダム”のパイロットになってしまう。様々な戦いを経て、アムロは“ニュータイプ”へと覚醒していく…。(C)創通・サンライズ
It’s hard to admit…follies coming from my youthfulness.
認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものを
【文法解説】
It…to~構文「~するのは…だ」の意。受験英語でもお馴染みですが、ネイティブもガンガン使います。
admit: 認める、受け入れる
文法的には I don’t want to admit ~でも正解ですが、この場面でのシャアのセリフとしては少し幼稚に感じます。主語をitとした it…to~構文にした方がフォーマルな響きになります。
folly: 愚行,愚かな考え
youthfulness: 若さ
ファーストガンダムの第12話「ジオンの脅威」でのシャア・アズナブルのセリフです。
シャアと共にサイド7に潜入したジオン軍の兵士たち。モビルスーツ製造計画V作戦の偵察が目的でした。しかし新兵の1人が功を焦り先走り、その結果アムロのガンダムに討たれてしまいます。その時、シャアがつぶやきます。
「認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものを」
このセリフは新兵に向けてのものなのか、もしくは若かりし自分に向けてなのか、もしくはその両方か。このあたりはネットでも盛んに考察されており、絶対的な正解はないのかもしれません。
あまりに有名なセリフ、ガンダムを観たことがなくともこのセリフは知っているという人も多いようです。