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「英会話スクールとオンライン英会話、どっちがいい?」
英会話を始めたいけど、スクールかオンラインかで迷う人は多いようです。ここでは、スクールとオンラインの違いを表にまとめましたのでご覧ください。
スクール | オンライン | |
月額料金 | 20,000~30,000円 | 5,000円前後 |
1レッスンの時間 | 1コマ50分が一般的 | 1コマ25分が一般的 |
受講可能な時間帯 | 7:00~23:00が一般的 | 早朝~深夜まで |
受講場所 | スクールへ通学 | どこでもOK |
講師 | 担当講師 | 自由に選べる |
この表だけを見て合理的に考えると、全てにおいてオンライン英会話が勝っているように感じます。しかし一方で、スクールにしかない大きなメリットもあります。まずはオンライン英会話のメリット・デメリットを見ていきましょう。
オンライン英会話のメリット
料金が安い
オンライン英会話の魅力は、なんといっても料金の安さです。月額5,000円くらいが相場でレッスン受講できるなんて、昔からは考えられません。
安さの理由は、場所代がかからないことと、人件費を抑えることができるからです。オンラインなので教室の家賃が不要、講師はフィリピン人が一般的です。英語が第2公用語のフィリピンでは、物価が安いうえにレベルの高い英語講師の人材が多く、近年ではアジア圏の英語教育中心国となりつつあります。
講師がネイティブである事を売りにしているオンライン英会話もありますが、ネイティブ講師だと人件費は高くなり、その分レッスン料金にも反映されます。それでもスクールに比べると圧倒的に安い料金です。
場所を選ばない
オンラインで受講できるため、移動する必要がありません。ネット環境があればパソコンやスマホでいつでもどこでもレッスンを受けられます。これがスクールだと決まった時間に決まった場所へ行かなければいけません。しかしオンラインの場合、例えば「今日は急に仕事が休みになってヒマだな。よし、レッスンでも受けるか」みたいなノリで、思い立った瞬間に受講できるのは大きな魅力です。
自由に講師を選べる
オンライン英会話はシステムの性質上、多数の登録講師が在籍しています。そのため、「あ、この先生はちょっと合わないな」と思った時は次回から別の先生を選ぶことができます。先生も生徒も同じ人間、やはり相性もあるので、自由に選べるのは大きなメリットです。
例えば、多くのオンライン英会話は以下のように講師紹介のページがあるので、自分と合いそうな先生を選ぶことができます。
※オンライン英会話「ネイティブキャンプ」公式サイトより引用。

オンライン英会話のデメリット
モチベ維持
オンライン英会話は手頃な価格で気軽に始めることができます。上手く使いこなせばオンライン英会話は安価で英語をマスターできる強力なツールです。しかしその手軽さゆえにモチベ維持が課題です。高額な料金を払っていたなら「元をとらねばもったいない」という意識も働きますが、安価ゆえに「まあ、いいか」と挫折しやすいです。
いつでもどこでもできる便利さは、いつまでたってもやらない事でもあります。「今日は疲れているからまた今度にしよう」なんて事がクセになったら3日坊主のサインです。
通信環境に左右される
オンラインということは当然インターネット回線を使ってのレッスンです。先生のなかには自宅からレッスンしている人も多く、回線状況によっては音声が途切れたり全体的に重かったりと、ストレスを感じるケースもあるようです。つまり、レッスンの質が講師ではなくネット環境に左右されてしまう場合もあるのです。
講師に当たり外れがある
運営会社にもよりますが、オンライン英会話の講師はほとんどが正社員ではありません。もちろんプロとしての最低限の条件を課す採用基準もあるでしょうが、やはり人によってプロ意識や指導力のレベルに差があるのは否めません。講師を選べるという事は、色々な講師がいるという事でもあります。
スクール英会話のメリット
レッスンの熱量が違う
レッスンでは講師と英語でやりとりをする。オンラインでも教室でもやる事は同じなわけですが、モニター越しと同じ空間とでは感覚が全く違います。教室でのレッスンでは、すぐ目の前にいる講師の細かい表情やしぐさ、場の空気など、オンラインと比べると五感で得られる情報量が圧倒的に違います。
英会話学習の仲間ができる
マンツーマンが基本のオンライン英会話では講師を独占できる反面、他の受講者との接点はありません。スクール英会話だと実際に通学するため、教室で他の受講者との出会いがあります。グループレッスンだと英語力も近いレベルの生徒で構成されるので、仲間意識が芽生えることもあります。同じ英語学習者で刺激し合えば、モチベアップにもつながります。
英語学習を習慣化しやすい
好きな時にレッスンが受けられるオンライン英会話と違い、英会話スクールは原則としてレッスンスケジュールが決まっています。つまり、毎週同じ曜日同じ時間に通学しなければいけません。これは負担といえば負担ですが、裏を返せば強制力が働いているともいえます。しかも高い料金を払っているため「もういいや」と簡単にあきらめる事もできないので、嫌でも学習習慣がつきます。
スクール英会話のデメリット
料金が高額
物理的な教室を持たないオンライン英会話と違い、英会話スクールの運営には毎月場所代が発生します。さらには光熱費や管理費などのランニングコストも発生するため、その分レッスン料金に上乗せされます。そのため受講者にとって負担になってしまいますが、こればかりは仕方がありません。質の高いサービスを受けるにはそれなりの料金がかかると受け入れましょう。
場所と時間に縛られる
英会話スクールはレッスンの時間割が決まっているところが多いため、いつでも好きな時にレッスンを受講する、とはいきません。どうしても場所と時間に縛られます。これは強制的に学習習慣がつくというメリットでもありますが、逆にいえば急な用事や体調不良の時などに融通がきかないという事でもあります。
グループレッスンの弊害
講師を独占できるプライベートレッスンと違い、グループレッスンでは他の受講者も講師との会話に参加します。講師はなるべく平等に生徒が参加できるよう調整するでしょうが、やはり限界はあります。生徒自身が積極的にレッスンに参加する意識を持たないと、50分のレッスンの間に言葉を発したのは5分だけ、なんて事になりかねません。
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外国人と話す自信がない超初心者は「ワールドトーク」

日本人講師である事にこだわったオンライン英会話です。外国人講師は実践的で「英語を話す」レッスンですが、初心者のうちは「英語を学ぶ」レッスンが必要です。同じ日本人だからこそ英語を学ぶ苦労とコツが理解できる、日本人講師であることを最大限に活かしたオンライン英会話スクールです。
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「カランメソッドって何?」という人は、こちらの記事をご覧ください。
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1962年創業の、英会話スクールとしては老舗のECC外語学院、テレビCMでもお馴染みです。歴史があるだけあり、長年培ってきたノウハウで初心者から上級者まで幅広くサポート。全国展開しており、近年ではオンラインにも対応しています。
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GABAマンツーマン英会話

一人ひとりの目標に合わせて、マンツーマンレッスンをカスタマイズ。レッスンでは資料の持ち込みや録音もOK、濃密で質の高い40分間レッスンです。会員専用サイト「myGaba」で学習サポートやスケジュール管理ができます。また、オンラインレッスンにも対応しています。
おわりに
オンライン英会話も英会話スクールも一長一短です。もし時間的・経済的に余裕があるのなら併用学習が最高に効果的ですが、やはり誰にでもできる事ではないもの。自身のライフスタイルに合ったサービスを探していきましょう。