
機動戦士ガンダム
「ガンダム」シリーズの原点になったTVシリーズ第1弾。宇宙世紀0079。ジオン公国と地球連邦政府が戦争を繰り広げる中、サイド7に住むアムロ・レイは、ジオン軍の奇襲をきっかけに、連邦軍のモビルスーツ“ガンダム”のパイロットになってしまう。様々な戦いを経て、アムロは“ニュータイプ”へと覚醒していく…。(C)創通・サンライズ
You set me up, Char!
謀ったな シャア!
【文法解説】
set upは「組み立てる、設定する」「提供する」「創設する」など多くの意味がありますが、ここでは「だます、はめる」の意味で使われます。
この文章は正確には
You have set me up, Char!
と、時制は現在完了形が正解です。なぜなら過去にset upした状態が現在に至るからです。あえてhaveを省略したのは、絶体絶命の状況で思わず口からこぼれ出る時は、”You (have) set me up!”の方が自然だからです。
シャア・アズナブルの裏切りを知り、驚愕したガルマ・ザビが叫んだセリフ。
シャアにそそのかされてガウ攻撃空母でガンダムを追跡するも、ガンキャノン、ガンタンクの待ち伏せに合います。その時、シャアから「ガルマ、聞こえていたら君の生まれの不幸を呪うがいい」と非情の通信が入ります。そこで初めて友人の裏切りを悟り絶望するガルマ。
ガルマ・ザビといえばこのセリフ、というくらい有名なセリフです。