
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
イタリア、ネアポリスに住む少年ジョルノ・ジョバァーナは、ジョースター家の宿敵・DIOの血を継ぐ息子である。幼少時代に迫害を受けて荒んでいた彼は、一人のギャングの男を救った事をきっかけに「人を信じる」ことを学ぶ。奇妙なことに、恩義を忘れず、敬意を持って自分に接するギャングが、彼の心をまっすぐにしたのだ。そうして、ジョルノ...
I, Giorno Giovanna, have a dream.
このジョルノ・ジョバァーナには夢がある。
【文法解説】
主語の「このジョルノ・ジョバァーナには」を表現するには、英語では直訳するように”This Giorno Giovanna”とは言いません。”I” の後ろに名前を入れます。
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帝王DIOの息子でありジョースター家の血を受け継ぐ第5部の主人公、ジョルノ・ジョバァーナ。DIOとジョースター家の血を引くとは最強の遺伝です。
しかし幼少期は母の育児放棄、義父からのDV、同年代からはいじめに遭うなど、悲惨な日々を過ごしていました。そんなある日、とあるギャングの幹部との出会いをきっかけに、ギャングスタ―になることを夢見るようになります。それは裏社会への憧れなどではなく、自分を1人の人間として敬意を払ってくれたギャングに対し、子が父に持つような憧れの気持ちと、ジョースター家が持つ正義の心が絡み合った信念のようなものでした。
そんなジョルノが、ギャングのチームリーダーであるブチャラティに語ったセリフです。「わたしには夢がある」というセリフは今まで映画やドラマなどで散々使われたものですが、それでも独自の響きを持っているのはジョジョの世界観のなせる技でしょう。