大人が英検は恥ずかしい?⇒ No, むしろ英語をやり直したい大人こそ挑戦すべき

【画像】Kirihara Online Academy公式サイト
KIRIHARA Online Academy公式サイトより

「英検に興味あるけど、大人が英検って恥ずかしい…」

そんなふうに思っている社会人は意外と多いようです。

なぜ恥ずかしいと感じるのか?

それは、英検は学生が受ける試験というイメージが強いからでしょう。実際、英検の内容は学校の英語教育との親和性が高く、英検を支持する教員も多いのも事実です。高校受験では英検の取得級によって内申点や入試結果に加点される制度があります。また、大学によっては2級以上が単位認定される事もあります。そのため英検は学生にとって重要な試験なのです。

しかし、別に英検は学生だけのものではありません。そもそも英検は全ての年齢層の英語学習者を対象にしている英語資格試験です。 先ほど述べたような事情から結果的に学生の受験者が多いだけで、大人の英検受験者も決して少なくありません。

何歳でも何かに挑戦することは素晴らしいこと。恥ずかしい事なんてありません。

じつは英検って優秀なやり直し英語教材

「学生時代、苦手だった英語をやり直したい」という社会人にとっては、英検は非常に優秀なやり直し英語教材です。なぜなら英検は7段階の等級で構成されているため、自分のレベルに合った級から始めることで無理なく実力アップできるからです。例えば3級は中学卒業程度の英語力と位置付けられています。「中学の時から英語が苦手だった」という人は3級以下から始めてみる、また「中学までは大丈夫だったけど高校からついていけなくなった」という人は準2級から始めてみるとよいでしょう。

話が変わりますが、社会人の英語資格といえばTOEICが人気です。しかしTOEICは英語初級者向きではありません。なぜなら問題のレベルが高いからです。TOEICの問題は英検で言えば準1級レベルと言われています。受験者の英語力を測る英検に対し、TOEICは英語の反射神経を試すような問題形式です。つまりある程度の英語力はあるという前提のため、いきなり初級レベルの人が挑戦すると心が折れます。

まずは基礎からやり直したいという学習者には、TOEICより英検をおすすめします。

自分に合った等級から始めよう

最初にやるべき事は、今の自分の実力を知ること。英検協会の公式ウェブサイトから直近の過去問題を無料でダウンロードできるので挑戦してみましょう。判断基準は主観になりますが「難しいけど少し頑張って勉強したらいけるかな」くらいの感覚で選びましょう。

過去問無料ダウンロード(英検協会公式サイト)

公式サイトの無料過去問題は解答はありますが、詳しい解説まではありません。詳しい解説・解答も欲しい人は、過去問題集を購入することをおすすめします。

各級の特徴・難易度は以下を参考にしてください。
※英検公式サイトより引用

■1級:大学上級程度
二次試験では2分間のスピーチと、その内容への質問がなされます。カギは英語の知識のみでなく、相手に伝える発信力と対応力。

■準1級:大学中級程度
エッセイ形式の実践的な英作文の問題が出題されます。「実際に使える英語力」の証明として高く評価されています。

■2級:高校卒業程度
医療やテクノロジーなど社会性のある英文読解も出題。入試活用・単位認定などコミュニケーション力が高く評価されます。

■準2級:高校中級程度
教育や科学などを題材とした、長文の穴埋め問題が加わります。流れをつかむ読解力で確実にステップアップ。

■3級:中学卒業程度
二次試験でスピーキングテスト。英語で考えを伝えましょう。筆記試験の題材は、海外の文化など少し視野が広がります。

■4級:中学中級程度
出題形式や内容が、より実用的に。身近なトピックを題材とした読解問題が加わります。基礎力をぐんぐん伸ばしていきましょう。

■5級:中学初級程度
英語を習い始めた方の最初の目標。家族のこと、趣味やスポーツなど身近な話題が出題され、英語の基礎固めに最適です。

受験料と日程

英検の試験は年に3回です。1次試験は第1回は6月、第2回は10月、第3回は1月に実施されます。4級・5級は1次試験のみ、3級以降は2次試験があります。2次試験が実施されるのは第1回は7月、第2回は10月、第3回は3月です。詳細な日程は英検公式サイトで確認してみましょう。

受験料は以下のとおりです。

1級12,500円
準1級10,500円
2級9,100円
準2級8,500円
3級6,900円
4級4,700円
5級4,100円
※表示価格は税込/2025年1月20日時点

「自信がついてから受験する」は受験する日は来ない

なによりも重要なのは、必ず受験日を決めることです。なかには「ある程度勉強してみて、自信がついたら受験しよう」という人もいますが、この考え方ではまず受験する日は来ないでしょう。「来週からダイエットを始めよう」と同じで、ダラダラ引き延ばして結局やりません。

自分を追い込む意味でも、必ず受験日を決めて申込みをしてしまいましょう。お金を払ってしまえば、嫌でも勉強しなきゃという使命感が出てきます。

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「英検に挑戦したいけど独学は不安…」という人は、以下のオンライン学習サービスをおすすめします。

英検・TOEICに特化「KIRIHARA Online Academy」

【画像】Kirihara Online Academy
Kirihara Online Academy公式サイトより

KIRIHARA Online Academyは、英検・TOEICに特化したオンライン学習サービスです。オンライン英会話というよりオンライン英語塾という表現が近いでしょう。2ヶ月間の短期集中で、経験豊富な講師陣が合格へ向けて指導してくれます。もちろん学生だけでなく社会人もOKです。

運営会社は、学校の教科書や参考書を出版している老舗会社「桐原書店」の関連会社。コースの使用教材は当然桐原書店出版のものが中心。しかも一部は無料提供されるのが嬉しいです。

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4技能をバランスよく習得できる「mytutor」

【画像】マイチューター公式サイト
mytutor公式サイトより

近年の英語学習は4技能をバランスよく学ぶことが重要視されています。英語の4技能とは「読む」「聞く」「話す」「書く」の事です。バランスよく身につけるとなると現実問題として難しい部分もありますが、4技能を学ぶことは英語力の底上げになり効果的です。

数あるオンライン英会話のなかでも、mytutor(マイチューター)は英語資格試験に強いサービスです。英検やTOEICだけでなく、TOEFLやIELTS対策コースもあり、4技能習得に熟知した講師陣が指導してくれます。

無料体験ができますので、まずは試してみるとよいでしょう。

デジタル教材で英検取得「英検ネットドリル」

英検ネットドリル公式サイトより

「やっぱり独学で挑戦したい」という方は英検ネットドリルをおすすめします。英検ネットドリルは、英検受験対策で知名度の高い旺文社の「英検でる順パス単」「英検予想問題ドリル」「英検全問題集及びCD」の準1級から5級までの全24種類の教材がまるごと収録されている、かなりお得感のあるデジタルパッケージ教材です。和訳のワンクリック表示はもちろん、発音及び聴解問題のワンクリック視聴、演習問題の自動正誤判定など、デジタル教材ならではの強みを発揮します。

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