“Where are you from?”の返し方次第で会話が広がる【大人の英会話】

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相手の出身地を聞く”Where are you from?”は、学校や英会話教室でも初期に学ぶ基本の定番フレーズです。また、質問とセットで答え方も以下のように習います。

A: Where are you from?
 どこから来たのですか?
B: I’m from New Zealand.
 ニュージーランドから来ました。

教科書ではこのように書かれていますが、この後どうやって会話をつなげるかまでは教えてくれません。実際これで終わってあとは沈黙、なんて寂し過ぎます。会話を盛り上げるためには、出身地名を起点に話題を広げていきましょう。ここで大切なのは英語力ではなく、その場所に興味を持って創造力を働かせることです。

ここでは、”Where are you from?”からの会話の広げ方の例を紹介します。

こちらが尋ねた場合

日本を訪れた外国人に”Where are you from?”と質問し、返ってきた地名から会話を広げてみます。

A: Where are you from?
 どこから来ましたか?
B: I’m from New Zealand.
 ニュージーランドから来ました。
A: New Zealand! I have heard New Zealand is a warm country. Is it true? I want to visit there someday.
 ニュージーランドですか!ニュージーランドって暖かい国って聞いたことあるけど本当ですか?いつか行ってみたいです。

相手が答えてくれた後、自分の知っていることを話してみたり質問したりするとよいでしょう。相手が自分の出身地について語ってくれます。

また、相手の出身地に行ったことがあるなら、その時の体験を話してみるとよいでしょう。

A: Where are you from?
どこから来ましたか?
B: I’m from New Zealand.
ニュージーランドから来ました。
A: Oh, I have been to New Zealand! I went to Auckland last summer. The Buildings are beautiful and people are nice. I enjoyed the trip very much. What part of New Zealand are you from?
ニュージーランドですか!去年の夏、オークランドへ行きました。建物はきれいだし、人もみんないい人達で、とても楽しめました。ニュージーランドのどこから来たのですか?

こうして自分の国を褒められると悪い気はしません。喜んで自分の国について話してくれるでしょう。



こちらが尋ねられた場合

旅行や留学、仕事で海外に行くと現地の人に聞かれた時、”I’m from Japan.”にプラスアルファを足してみましょう。

A: Where are you from?
どこから来たのですか?
B: I’m from Japan. My hometown is Fukuoka. It is located south of Japan. Have you heard of it?
日本から来ました。福岡という街の出身で、日本の南部にあります。聞いたことありますか?

こういった返し方だと、相手も話題の糸口ができて

A: No, never heard of it. What kind of place is it?
いや、聞いたことないです。どんなところですか?

などと会話を広げやすくなります。

その他の話題を広げるフレーズ

相手が旅行者なのか、それとも長期滞在者なのかによって話の広げ方も変わってきます。以下に状況によって話題を広げられるフレーズを紹介します。

How long have you been here?
ここに来てどれくらいになるのですか?

How do you like this place?
ここは気に入りましたか?

What brought you here?
ここにきたきっかけは?

How long are you going to stay here?
ここへはどれくらい滞在する予定ですか?

Where are you going to visit next?
次はどこへ行くのですか?

まとめ: 相手に興味を持とう

以上、“Where are you from?”の返し方と会話の広げ方でした。「会話を続けたくても英語力に自信がないなあ」と思う人もいるでしょう。しかしそこは心配無用です。大切なのは流暢に英語を話すことではなくて、お互い興味を持ってコミュニケーションを図ること。たどたどしい英語でも、「あ、この人は興味をもって自分と話そうとしてくれているんだな」と気持ちは伝わります。

自分の英語力レベルなんて気にせず、積極的にどんどん話しましょう。



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