「暗記が苦手」で当たり前。英単語の勉強法 【社会人のやり直し英語学習】

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英語学習において一番の難関は、ある意味では単語を暗記することでしょう。もちろんリスニングや会話などで苦労することも多々あります。うまく聴き取れなかったり、なかなか自分の中で英文を組み立てられなかったりするとストレスを感じるものです。しかし、悩んでいるので退屈を感じる暇はありません。一方、単語学習は退屈そのものです。ただただ言葉を暗記するという地味な作業を繰り返すのみ。難しいというよりも、モチベの維持が大変です。さらになかなか覚えた実感が得られないと苦行でしかありません。 

そんな苦痛なしに単語学習をするにはどうすればよいか? 残念ながら魔法の単語勉強法は存在しません。 しかし、単語学習の心構えを理解して、少し勉強法を工夫するだけでストレスは大きく減ります。 単語学習の心構えといっても、そんな大げさなことではありません。詳しくは以下の記事をご覧ください。 

この記事では、具体的な勉強法を解説します。 

■文章で覚える 
単語帳のように表に単語を書いて裏に意味を書く。ただ単に単語と意味を暗記する方法は、頭に残りにくいです。例えば”opportunity”という単語を覚えようとする時、ただ意味を「機会、好機」と覚えるのではなく、例文ごと覚えてしまうのです。 

It was a wonderful opportunity to start the new business. 
それは新しい事業を始めるのに絶好の機会だった。 

例文を一語一句完璧に暗記する必要はありません。文の大体の意味さえ覚えていればよいのです。一度学習した単語を思い出そうとする時、単語の意味だけを覚えた場合より、文ごと覚えた方がイメージが頭に残りやすいので、思い出す可能性はずっと高くなります。 

また、単語を目で読むだけでなく、声に出して読んで、聴いて、書いてみましょう。五感をフル活用することで身体に染み込ませるのです。 

■単語のイメージをとらえる 
(have = 持つ) のように単語学習は日本語の意味で覚えることが一般的です。しかし、単語の意味は1つとは限りません。以下の例文を見てみましょう。 

I have a dog. 
わたしは犬を飼っています。 

I have a headeache. 
頭が痛いです。 

She is having lunch. 
彼女は昼食を取っています。 

すべてhaveを使った文章ですが、どれも「持つ」とは和訳できません。文脈によって日本語が違ってきます。例えば「話す」という単語にしてもspeak, talk, say, tellと4種類もあります。そして、それぞれニュアンスが異なります。 

意味を覚えるだけでなく、その単語が持つイメージも含めて学習しましょう。 

■単語集は有効? 
語彙力を増やすためには単語集などの学習書もひとつの手です。単語集には意味はもちろん例文や語源、語呂合わせなどの覚え方のコツまで載っているものもあります。上手く使いこなせば飛躍的な語彙力アップが期待できます。 

しかし難点としては、単語集の種類が多すぎて自分と相性が良いものを探すのが大変なことと、人によっては単語集を使っての学習が「なんとなく身に入りにくい」「なんか面白くない」など、感覚的に不向きな場合もあります。逆に向いている人は「勉強しやすい、覚えやすい」「クイズ感覚で楽しい」と感じるようです。こればかりは自分にしかわからないので、実際に試しながら見極めましょう。 

■紙の辞書は必要? 
昔は知らない単語を調べる時は、紙の辞書しかありませんでした。今では電子辞書や 辞書アプリ、またブラウザだけでネットで調べることができます。もはや紙の辞書がなくても不自由しません。紙の辞書はもう必要ないのでしょうか? 

結論から言えば、きちんと単語を覚える勉強をしたいのであれば、紙の辞書今でも強力なツールです。例えば、英文を読んでいる時に知らない単語と出会った時、読み進めるために意味を調べるだけならスマホだけで充分でしょう。時間もかからないし合理的です。しかし記憶には残りにくいです。 

これはわたしの個人的な感覚ですが、新しい単語を暗記する時は、デジタルツールよりも紙の辞書を使った方が脳に定着しやすいようです。 ページをめくる作業から始まり意味を確認しながら解説と例文を読む、この一連の流れがデジタルよりも記憶に残りやすいのかもしれません。

■すぐに暗記できなくて当たり前 
別記事でも書きましたが、一度や二度の単語学習で暗記できなくて当たり前です。社会人の中には、現役学生だったらすぐに暗記できると考えている人が多いようです。 

しかしそんなことはありません。我々大人が思っている以上に現役学生の皆さんもすぐに忘れます。人と比べて自分の記憶力のなさを嘆いてストレスを感じる必要はありません。「この単語の意味は何だろう?」と調べてみるとじつは以前も調べた単語だった、なんてことはよくある話です。一度見ただけで完全に暗記できた単語がある一方、何度辞書で調べたかわからないくらいなかなか暗記できない単語があるなど、単語によって相性があったりするのでやっかいですが、皆そんなものなのでネガティブな感情をもたないようにしましょう。

単語学習は積み重ねの復習が何よりも大事です。根気よく続けていきましょう。 

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