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何かを「学ぶ」と表現する時、studyもしくはlearnのどちらかを思い浮かべるでしょう。どちらも同じような意味に感じますが、じつは大きな違いがあり、使い方を間違えると意味がわからなくなることも有り得ます。とはいうものの、それほど難しい話ではないのでこの機会に2つの違いと使い分けを学びましょう。
■studyは「勉強する」
勉強する行為を表すのがstudyです。行為そのものを指す動詞であり、勉強した結果、知識や技能が身についたかどうかは関係ありません。
■learnは「身につける」
studyと違い、知識や技能をマスターすることをlearnといいます。
この2つの違いを頭に入れて以下の例文を見てみましょう。
I studied English last night.
I learned English last night.
最初の文は「昨夜、英語を勉強した」という意味です。勉強した結果、どの程度スキルアップしたかはわかりません。2つ目の文は「昨夜、英語を身につけた」という意味となり、まるで本当に一夜にして英語を完全にマスターしたかのように聞こえます。
learnをただ単に「学習する」という意味で覚えてしまったらstudyとの違いが見えにくくなります。しかし知ってしまえば、次回から会話や文章の中でstudyやlearnと遭遇した時は、しっかりと文脈を理解できるでしょう。