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How are you?「(調子は)どうですか。」は教科書で初期に習う挨拶の定番フレーズです。そして返答はI’m fine, thank you.やSo, so.などと続きます。しかし、実際の会話においては、これらの返事はおすすめしません。
なぜか?
それは、会話が弾まないからです。
そもそもHow are you?は、ただ単に体調を聞いているのではありません。少し極端な言い方をすれば「あなたと会話がしたいです。あなたのことを知りたいです」のサインでもあります。もちろん、ただの挨拶として“How are you?”, ” Good.”で終わらせてもよいのですが、その後に近況など一言つけると会話の幅が広がります。
A: How are you?
B: Good. I played tennis yesterday for the first time. It was fun!
A: How are you?
B: Good. I just came back from Hokkaido. It was beautiful place.
どうですか?これだけで次の話題が広がります。相手もテニスが好きだったり、スポーツの話題になるかもしれません。もしかしたら相手も北海道に行ったことがあったり、土地の話題になるかもしれません。
特に語るべき近況などが思いつかないなら、相手に質問してみましょう。
A: How are you?
B: I’m fine. How about you? Anything new?
こう答えると、こちらからも「あなたと会話がしたいです」の意思表示にもなり好印象です。
■まとめ
How are you? をただの挨拶で終わらせるのではなく、これから始まる会話の入り口と考えましょう。特にビジネスの場だと、How are you?と聞かれてI’m fine.やSo, so.と不愛想に終わらせてしまうと、「あ、コイツつまんねーやつだ」と思われてビジネスチャンスを失うかもしれません。会話もチャンスも途切れさせないためにも、How are you?からのバリエーションを意識して雑談の引き出しを増やしましょう。