「~ほうがよい」のhad betterは上から目線?取扱注意です【社会人のやり直し英語】

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【画像】学習

中学で習うhad better、意味は「~したほうがよい」と覚えましたが使い方には注意が必要です。

「ラストサムライ」はすごい面白かった!
観た方がいいよ。

これを英語でいうと以下のようになります。

“Last Samurai” was awesome!
You should watch it.

中学でshouldは「~するべき」と習いました。そしてhad betterは「~したほうがよい」。日本語訳から考えるとshouldを使うのは少々きつく聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。映画や音楽など友達に何かを勧める時は気軽にshouldが使われます。むしろhad betterは威圧的なニュアンスがあります。

■「~したほうがよい。さもないと…」
昔はhad betterは日本語訳どおり助言を意味していましたが、今では「~しないとまずいことになる」「~しなさいよ」と圧力を伴った警告・命令のニュアンスがあります。例えば、体調が悪そうな人に対して「家に帰った方がいい」と伝える時は使い分けが必要です。

  1. You’d better go home.
  2. You should go home.

同僚や部下に対しては1.でもかまいませんが、上司など目上の人に対してはふさわしくありません。2.の方が気軽に使える表現ですが、上司に対しては直球ではなく頭に I think をつけて

I think you should go home.

とすると柔らかく聞こえます。

昔は強い圧力を感じなかったhad better ですが、今では使い方に注意が必要です。言葉は時代とともに変わるもの。英語も例外ではありません。



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