※ この記事には広告・PRが含まれています
created by Rinker
¥8,250
(2025/01/25 00:50:32時点 楽天市場調べ-詳細)
“No curse is as twisted as love.“
愛ほど歪んだ呪いはないよ
【文法解説】
curse: 呪い
twisted: ねじ曲げられた、歪んだ
as ~ as … : … と同じくらい~だ
学校の教科書に出てくる“Tom is as tall as his father.”のような例文でおなじみのas ~ as 構文です。一度習うとその後の遭遇頻度は低いように感じますが、ネイティブはわりとよく使っています。このセリフでは文頭にNoがついて否定形になっているので少しややこしいです。理解するためには、まずNoがない場合を見てみましょう。
Curse is as twisted as love.
この場合、「呪いは愛と同じくらい歪んでいる」という意味です。これにNoがつくと、「呪いはない(存在しない)」となります。つまり、
「愛と同じくらい歪んでいる呪いは存在しない」→「愛を超える歪んだ呪いは存在しない」
という解釈です。
愛とはなんでしょうか?
正解のないこの問いは人類永遠のテーマかもしれません。
「純粋な愛を伝えることのできるほどに進化を遂げた唯一の生き物は、犬と幼児だけだ。」とはジョニー・デップの言葉ですが、愛の難しさを的確に表現しています。大人になるにつれ欲望や打算が複雑に絡み合い、純粋なものではなくなっていきます。
異形の存在となった里香と憂太の間にあるものはまさしく愛。憂太本人も「純愛だよ」と言い切りました。その深く大きな愛はそのまま最強の呪力となり、夏油をも倒しました。「愛ほど歪んだ呪いはない」、まさに五条悟の言葉どおりでした。