ユーモアセンスもビジネススキル?ジョークで学ぶビジネス英語

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ジョークやユーモアのセンスは国によって違います。笑いのツボが違うのは当然ですが、 欧米文化ではユーモアセンスがスキルとして求められます。ビジネスの場でもジョークはよく使われますが、悪意のあるきついジョークに対してうまく切り返せるユーモアセンスも必要になります。また、日本人の感覚では信じられませんが葬儀の場でさえジョークが出ることもあります(もちろん不謹慎ではない範囲です)。

これは、日本人よりも欧米人の方がもともと陽気でユーモアのある人種だから…というわけではありません。ユーモアセンスはスキルであり、優秀な人間ならジョークのひとつも言えて当然、という感覚です。欧米人も同じ人間、なかには無口であまり社交的ではないけど誠実で真面目に仕事をこなすタイプの人もいます。しかしそんな人はコミュニケーション能力の低い退屈でつまらない人間、と見られてしまいます。

欧米のビジネスパーソンは努力してユーモアセンスを身につけているのです。

※余談ですが、ここでいう欧米人とは主にイギリスや北米、オーストラリア、ニュージーランドといったイギリスの旧植民地圏です。オランダ、ドイツ、フランスや東欧など他の国々はそこまでユーモアセンスに重きを置いていないようです。



ユーモアセンスは努力で身につく

「ユーモアセンスは自信ないんだけど…」

という人でも大丈夫です。前述したように、ユーモアセンスはスキルです。スキルは勉強すれば身につけることができます。一流のお笑い芸人を目指すのでもない限り、天性の才能なんて必要ありません。実際、アメリカの書店にはビジネス書コーナーにジョーク集が置いていたりします。これは、アメリカ人もジョークを勉強している証です。

アメリカ人はみんな外向的で陽気な性格。アメリカ人はそうでなければならない。そんなステレオタイプに悩まされているのはアメリカ人自身です。アメリカの学校ではコミュニケーションスキルの授業が存在すること自体、後天的に身につけるスキルである証拠です。このテのステレオタイプは、日本でいえば関西人は皆おもろいみたいなものでしょうか。

自虐ジョークはNG

日本人同士では自分の失敗談を笑いのネタにすることも珍しくありませんが、海外でのビジネスの場では止めておいた方がよいでしょう。笑いが起きるよりも「あ、この人はこんな場面で失敗するような能力の持ち主なんだな」とシビアな目で見られるからです。例えば、乗る電車を間違えて見知らぬ土地に着いてしまった、という失敗談を面白おかしく話したとしても、「自分が乗るべき電車をきちんと確認しない人」と評価されてしまいます。

他者の失敗により自分がひどい目にあった、という経験を笑い話にするのはOKですが、自分の失敗からくる話は控えたほうがよいでしょう。

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定番ジョークを覚えよう

ユーモアセンスを身につけるといっても、落語やコメディショーを見て研究するような特別な勉強は必要ありません。ただジョークの引き出しを増やすだけでも充分です。また、文法レベルでいえば多くのジョークは中学英語レベルなので、実践での英語運用力の勉強にもなります。

鉄板ジョーク集

Patient: Oh doctor, I’m so nervous. This is my first operation.
Doctor: Don’t worry. Mine too.
患者:ああドクター、とても緊張します。手術は初めてなんです。
医者:心配いりませんよ、私も初めてです。

Customer: Hey! There is a fly in my soup!
Waiter: Don’t worry, fly can swim.
客:おい!ハエがスープに入っていたぞ!
ウェイター:大丈夫です。ハエは泳げますから。

Mother: Anton, do you think I’m a bad mother?
Son: My name is Paul.
母:アントン、わたしは悪い母親かしら?
息子:僕の名前はポールだよ。

Father :When Abraham Lincoln was your age, he was studying books by the light of the fireplace.
Son:When Lincoln was your age, he was President.
父親:アブラハム・リンカーンがお前くらいの時は、暖炉の明かりで勉強していたぞ。
息子:アブラハム・リンカーンがパパの年には、大統領だったよ。

ちょっと下ネタ

海外での下ネタは注意が必要です。文化やコミュニティによっては、下ネタは絶対NGな場合もあります。日本のノリと同じではない事に留意しながら、確実に「あ、ここなら下ネタOKだな」と確信した時だけにしておきましょう。自信がないなら、下ネタは封印した方が無難です。

Two elephants meet a totally naked guy.
After a while one elephant says to the other:
“I really don’t get how he can feed himself with that thing!”

象2匹が全裸の男性に出会った。
すると1匹の象がもう1匹の象に言った。
「彼は一体どうやってあんな小さな鼻で食べ物を食べているのだろうか。」

Broccoli: Hey, I look like a tree.
Mushroom: Wow, I look just like an umbrella.
Walnut: I look exactly like a brain.
Banana: Man, can we change the topic please?
ブロッコリー「ねえ、僕って木みたいに見えるよね。」
マッシュルーム「おう、僕なんてまるで傘みたいだよ。」
くるみ「僕はまさに脳みそに見られるよ。」
バナナ「なあ、話題を変えてくれないかな?」

Little Johnny wrote to Santa Claus, “Please send me a sister.”
Santa Claus wrote him back, “Ok, send me your mother.”

幼いジョニーがサンタクロースに手紙を書いた。
「僕に妹をください。」
サンタクロースは返事を書いた。
「わかった、じゃあ君のお母さんをこっちに寄越しておくれ。」

英語ジョークの書籍

英語ジョークの書籍も多数出版されています。書籍だと日本語の解説もあり、英語学習書としても良い教材です。

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ネイティブ講師からセンスを学ぶ

活きたユーモアセンスを身につけるには、ユーモアスキルを持ったネイティブから学ぶのが一番です。単純に英会話を習うだけなら日本人講師やフィリピン人講師でも良いですが、ユーモアスキルを学びたいならネイティブ講師を強くおススメします。

ネイティブ講師がいるオンライン英会話は数多くありますが、講師の質と選択肢の多さという点ではCambly(キャンブリー)をおすすめします。講師は学生バイトというより社会経験のある大人の講師が多く、自分と似た業種のバックグラウンドを持つ講師を選べば、英語やユーモアのみならずリアルタイムな世界の文化が学べます。無料体験できるので、気軽に挑戦してみましょう。



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