【リーディング勉強法】英語が読めると世界が広がる【大人のやり直し英語】

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【画像】英文法の勉強

英語基礎力を底上げするにはリーディングが最も効果的な学習法です。リーディング能力は、リスニング・スピーキング・ライティング能力に直結します。読んで理解できないものは聴いても理解できないものです。また、言葉を発する、英文を書くにしても、自分の中にインプットされたデータがないと何も出てきません。逆にいえば、英語を読む力を鍛えていくと、リスニングやスピーキング、ライティング能力は後からついてきます。

■英語が読めると世界が広がる
英語が読めると、アクセスできる情報が圧倒的に増えます。英字新聞や英語書籍はもちろん、インターネットでの情報収集量は劇的に変わります。例えば、グーグルで「マクロ経済学」と検索してみると約 3,910,000 件ヒットします。今度は英語で「macroeconomics」で検索すると約 123,000,000 件ヒットします( ※2021年12月6日時点 )。単純計算で、得られる情報が約30倍になるのです。

英語が読めると得られる情報が増える。情報が増えると知識や教養も深まっていく。つまり、英語が読めると見える世界が広がっていきます。

■レベルに合った英文を読む
リーディングの勉強を始める前に、自分のレベルに合った教材を選定することが重要です。あまりに簡単に読めてしまうものだと学習効果が薄いので勉強になりません。逆に難し過ぎると文章を読むどころかただわからない単語を調べる作業になってしまい挫折の元です。適度な難易度の読み物で学習しましょう。

教材として使う文章を選ぶ基準は、いくつかわからない単語が出てきても大体の意味がわかるものが目安です。途中でわからない単語が出てくる度に調べることは絶対にやめましょう。読んでる途中で思考停止する癖がついてしまいます。文の前後で意味を推測するクセをつけましょう。しかし、その文章のキーワードとなる単語がわからない場合は例外です。キーワードの意味がわからないと文全体の意味がわからないので、そこは辞書で調べましょう。

とはいえ、自分に合ったレベルを把握するのもなかなか難しいものです。そんな時は、英検の過去問題集の長文問題を読んでみるのもひとつの手です。英検は級ごとに難易度がわかれているので、自分の力量を計るツールとして有効です。3級の長文を読んでみて簡単に感じたら準2級を読んでみる、準1級の長文を読んでみてあまり理解できなかったら2級を読んでみる、など試してみるとよいでしょう。

外部リンク
日本英語検定協会英検試験内容・過去問

■まずは得意分野を読む
教材の難易度に関わらず、自分の得意分野、好きなジャンルの記事を教材に選ぶのも有効です。例えばIT業界で働いている人だったらIT関係の英文記事を読んだ時、他業界の人よりも理解度は高いです。その分野の知識がバックグラウンドとなり、理解を助けてくれます。また、趣味趣向でも同様です。野球好きであれば、例えばメジャーリーグ選手のインタビュー記事を読んだ時は絶対に他の人よりも英文が頭に入ってきます。しかも好きなジャンルの話なので、読みたいと思う気持ちもより強いのです。

【画像】カメラ

逆に自分の専門外で難しい文章を読んでも学習効果が低いどころか、心が折れて自信を喪失してしまう恐れがあります。まずは得意分野の読み物で慣らして、自信を構築していきましょう。

■様々な分野を多読
とはいえ、人間は新しい場所へ行かないと成長しません。様々なジャンルを多く読むことも重要です。前述のとおり、読み物を選ぶときは自分のレベルに合ったものを読みましょう。読んでいても内容が頭に入ってこなかったり、2, 3行ごとにわからない単語が出てくるようであれば、もう少し教材のレベルを落としたほうがよいでしょう。

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■英文を読み続けるスタミナをつける
リーディングに必要な能力は文法、語彙力はもちろんですが、長文を読み続けることができる集中力のスタミナも必要です。例えばTOEICは終盤のリーディングパートはとにかく文章量が多く、制限時間内に文章を全て読んで問いに答えなければなりません。慣れていないと時間内以前に文章量の多さについていけず、読み続ける集中力が途切れてしまいます。そんな集中力のスタミナを鍛えるにはとにかく多く読む、に限ります。その際、ある程度スラスラと読める難易度の英文を選びましょう。

有効なリーディング学習法はとにかく読む、読む、読むです。読めば読むほどリーディングスキルは上がり、それが他の3技能レベルの底上げにもつながります。


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