
スラムダンク
中学校三年間で50人もの女の子にふられ続けた悲しい男・桜木花道。50人目の女子生徒に「私、バスケット部の小田君が好きなの」と言われたショックが尾を引いて、湖北高校へ入学してからも“バスケット”という言葉に異常に反応し、立ち直れずにいた。そんなある日のこと、一人の美少女から声をかけられる。「バスケットはお好きですか?」彼...
I tell you something. Basketball ain’t math.
1つ教えといてやるぜ。バスケットは算数じゃねぇ
【文法解説】
I tell you something.は、これから何か伝えたいことを言う前によく使われるフレーズです。「1つ」ならI tell you one thing.の方が言葉のうえでは原作の台詞に近いですが、どちらでも大丈夫です。
ain’tは少し品のない表現です。be動詞+notの「~ではない」を荒っぽくした言い方です。日本語のニュアンスでいえばまさに「~じゃねえ」が近いです。当然、フォーマルな場ではNGな言葉です。
決勝リーグの湘北vs陵南戦。綾南のエース、仙道がチームを鼓舞します。
「1分間に1ゴールずつ差を詰めるぞ。そうすれば残り30秒で追い付ける!」
そんな仙道に流川が放った言葉。
「1つ教えといてやるぜ。バスケットは算数じゃねぇ」
その直後、シュートを決める流川がカッコよすぎなシーンです。
流川はまさに絵にかいたようなイケメンのため、女性ファンからの根強い人気を誇ります。しかし一方で、泥臭い男のプライドを持っている一面もあり、男性から見てもかっこよいキャラクターです。