
スラムダンク
中学校三年間で50人もの女の子にふられ続けた悲しい男・桜木花道。50人目の女子生徒に「私、バスケット部の小田君が好きなの」と言われたショックが尾を引いて、湖北高校へ入学してからも“バスケット”という言葉に異常に反応し、立ち直れずにいた。そんなある日のこと、一人の美少女から声をかけられる。「バスケットはお好きですか?」彼...
Those who rule rebound rule the game.
リバウンドを制するものは試合を制す!
【文法解説】
those who: ~する人達
rule(支配する、取り仕切る)という動詞が繰り返し出てくる、少し複雑な文に見えます。しかし主語(S)と動詞(V)を見極めればシンプルです。Those who rule rebound (リバウンドを制する人たち)が主語で、rule(制する)が動詞、そしてthe game (試合)が目的語です。
湘北キャプテン・赤木が、地味な練習が嫌いな花道になんとかリバウンド練習をさせようと、やる気を上げるためにかけた言葉。
ボクシングの「左を制するものは世界を制す」のようなカッコよい響きを感じた花道は、やる気を出してリバウンド練習に励みます。実際、試合の重大な局面で花道のリバウンド能力が勝敗を左右することもあり、あながち大げさな言葉ではなくなりました。