
過去形はその名のとおり過去を表す文です。
小説や過去に起こった出来事を語る時は過去形で表現します。日本語でいえば「~でした、~ました」という表現になります。英語でも同様です。例えば、昔話「桃太郎」の冒頭の一文を見てみましょう。
Once upon a time, there lived an old couple in a small village.
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
これが過去形ではなく現在形で表すと、
Once upon a time, there lives an old couple in a small village.
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいます。
昔の話なのに現在形だと違和感があります。当然といえば当然ですが、過去のことは過去形で表現します。
■動詞を過去形に変化させる
文章を過去形にするには、動詞を過去形に変化させます。学生時代に習った過去形の作り方を復習してみましょう。
【be動詞の過去形】
am,is の過去形はwas に変化、are の過去形はwere に変化します。
I was very tired last night.
昨夜、私はとても疲れていた。
My parents were teachers when they were young.
私の両親は若かった時、教師だった。
【一般動詞の過去形】
動詞の語尾に-edをつけます。
Ken visited his uncle in China last month.
先月、ケンは中国にいる叔父を訪ねた。
語尾がeの時はdだけつけます。
I believed in Santa Clause when I was a child.
子どもの頃、私はサンタクロースを信じていた。
語尾がyで終わる時は、yをiに変えてedをつけます。
Sarah studied for the exam at the library yesterday.
サラは昨日、図書館で試験勉強をしていた。
語尾がyでも前の文字が母音の場合、yの後にedをつけます。
I played tennis with my friends after school.
私は放課後、友だちとテニスをした。
■不規則変化する動詞もある
他にも上記のルールには当てはまらない、不規則変化するものがあります。
go – went – gone
take – took – taken
のように、その名のとおり過去形・過去分詞が不規則に変化するものです。動詞に限らず、英語という言語は使用頻度が高い言葉は不規則変化しやすい傾向にあります。ルールに当てはまらない以上は覚えるしかないので、がんばって暗記しましょう。
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