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“Open your eyes and take a look!
Things like this happen in a war.
There’s no principle, no honor, and no dignity.
Some people kill, others are killed. That’s all.”
目を開けてよく見ろ!
こんなことが起こるのが戦争だ。
主義も名誉も尊厳もない。
殺す奴がいて殺されるやつがいるだけのことだ。
【文法解説】
Things like this happen in a war.
主語と動詞の境目がわかりにくいですが、things like this (こんなこと)が主語で、happen (起こる)が動詞です。
principle: 主義、原理、原則
honor: 名誉、名声、栄光
dignity: 尊厳、威厳、品格
some ~ others … : ~もあれば、…もある
受験英語やTOEICでもよく使われる表現です。
戦場と化した連邦のトリントン基地。ロニの駆るMAシャンブロが、連邦機だけでなく何の罪もない人々を街ごと焼き払っていきます。見るに耐えかねたバナージが
「関係ない場所を撃って、逃げる人を踏み潰して…こんなの戦争ですらない、ただの怨念返しですよ!」
とユニコーンで出撃しようとします。そんなバナージを押さえつけてジンネマンは言い放ちます。
「縛り上げて連れてきた覚えはない。こんなはずじゃなかったと思うのはお前の想像力不足だ。敵地を制圧するというのはこういうことだ。」
「目を開けてよく見ろ!こんなことが起こるのが戦争だ。主義も名誉も尊厳もない。殺す奴がいて殺されるやつがいるだけのことだ。」
そう言いながらも、ジンネマンも他のクルーも本心ではこの作戦に納得していません。バナージが正しい事はわかっています。皆の様々な想いが絡み合った名シーンでした。
バイアラン・カスタム
ジオン残党軍からの奇襲を受けたトリントン基地を単機で反撃したのはバイアラン・カスタムでした。
RX-160Sバイアランの初出撃はグリプス戦役、ティターンズ機としてジェリド・メサがパイロットでした。Zガンダムと互角の戦闘を繰り広げるほどの高性能な機体でしたが、トリントン基地では連邦機として大幅な改修がなされ、バイアラン・カスタムとして配備されました。
手首のマニピュレータがビームサーベルとしても使用可能なメガ粒子砲へと改修され、腕部にはガブスレイのクロー・アームを流用して装備。さらに頭部センサーはモノアイ型からバイザーへ変更され、 塗装もダークグレーからライトグレーと旧型よりも明るいカラーリングとなり、見た目の印象がかなり変わりました。
トリントン基地では鬼のような強さを発揮。ジオンのモビルスーツをたった1機で次々と撃ち落としていき、接近戦では当時の最新型機であるゼー・ズールをパワーで押し勝ち、ビームサーベルで一刀両断。遠距離も近距離も無双する様はカッコ良すぎです。さすがに最後は数に押され、ザク1スナイパーに狙撃されて背部スラスターを破損しますが、墜落しながらもマラサイを撃墜します。
ガンダムといえばニュータイプ達が目立ちますが、こうしたオールドタイプの活躍もまた胸熱です。