英語が通じないのは発音のせい?No!言葉を知らないネイティブのせいです。【社会人のやり直し英語学習】

【画像】さくら

こんにちは、当サイト管理人のKGです。

今回は、自分の英語がネイティブに伝わらない理由についてお話ししたいと思います。伝わらない理由といってもひとつだけではなく、いくつもあります。ここでは、自分の英語力ではなく相手側に原因がある話です。

わたしがシアトルで大学に通っていた時の話です。

冬が終わり、春の暖かさを感じるようになってきた3月頃、私はクラスメイトとキャンパス内を歩いていました。彼とは授業で同じグループワークの仲間となり、歩きながら授業の課題について話していました。

ふと顔をあげて周りを見ると、キャンパス内の木々に桜の花が咲いていました。それまで大学の敷地内に桜の木があること自体、知りませんでした。「おお、まさかアメリカの大学内で桜の花を見れるとは思わなかった」と少し感動しながら、一緒に歩いていたアメリカ人のクラスメイトに言いました。

”Look, cherry blossoms are beautiful. Spring is coming.”
「見て。桜の花がきれいだよ。春が来てるんだねえ。」

すると彼は不思議そうな顔で、

”What beautiful?”
「なにがきれいだって?」

と聞き返してきます。もう一度言っても通じません。「あれ?cherry blossomsの発音、なんか違う?」と自分の発音が悪いのかと思いながら、電子辞書を開いて見せました。すると彼は、

”Oh, they’re called cherry blossoms. I didn’t know that.”
「へえ、これって桜の花っていうんだ。知らなかった。」

と驚いた様子。通じなかったのは私の発音のせいではなく、そもそも彼がcherry blossoms(桜の花)を知らなかったのです。

考えてみれば、アメリカ人は日本人ほど桜に興味があるわけではありません。さらにもっと言えば、男子大学生にとって木や花の名なんてどうでもいいでしょう。ましてや桜の花を見て季節を感じるなんて、日本人独特の感性。小さな文化の違いを感じた出来事でした。そして、自分が知っている英単語を、ネイティブが全て知っているとは限らないことも学びました。

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