「英会話のコツは自信を持って話す」をレストランで身をもって経験した話【社会人のやり直し英語学習】

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【画像】レストラン

こんにちは、当サイト管理人のKGです。
「英会話のコツは自信を持って堂々と話すこと」と、よく言われますが、これは決して精神論ではありません。実践的なテクニックです。今回は、そのことを身を持って体験した話です。

私が留学生活を始めてまだ1ヵ月もたたない頃、レストランへ行きました。メニューを見ていると、いくつか知らない単語や説明がわからない箇所がありました。“Excuse me.”とウエイターを呼び、拙い英語で質問してみると、”Pardon?”, “Sorry?”と何度も聞き返されました。ジェスチャーを交えながら最終的にはなんとか通じたものの、自分の英語力の未熟さを痛感。今から思い返せば、英語に自信がないから小さい声で話していた気がします。発音や文法以前に、わたしの声が小さくてウエイターが聴き取りづらかったのもあったかもしれません。

隣のテーブルには4人の韓国人留学生グループが座っていました。そのうちの1人の男の子が”Excuse me.”とウエイターを呼びました。そして皆なにやらウエイターに一生懸命説明しています。どうやら私と同じようにメニューの質問をしているようです。そしてこの韓国人留学生の英語力は、明らかに当時の私より下でした。発音も文法も目茶苦茶、さっき痛い目を見たばかりの私も内心「いやー、そりゃ通じないでしょ」と上から目線で思っていました。案の定、ウエイターは何度も聞き返し、露骨に困った顔をしています。明らかにコミュニケーションがとれていません。結局、話はうやむやのままウェイターは去っていきました。

当然ここは自分の英語力を反省する場面、と思ったのは私だけでした。ウェイターが去った後、「私の言う事が理解できないなんて、なんてあのアメリカ人はバカなんだ」と言わんばかりの苦笑を浮かべて肩をすくめていました。他の友人達と何やら韓国語で話し始めましたが、明らかに自分達が悪いとは思っている雰囲気ではありません。悪いのは自分の英語力ではなく、アメリカ人ウエイターの理解力。当時の私は「なんと図々しいヤツらだ」と呆れかえりました。

しかしながら、その図々しさこそが日本人に足りないスキルです。謙虚さを美徳とする日本ですが、時と場合によっては短所です。図々しさこそが大事、長所になることも多々あるのです。反省は必要ですが、必要以上に失敗を責めるのはマイナスでしかありません。

英会話のスキルアップにおいては特に重要です。失敗体験が自信のなさにつながり、自信のなさが声を小さくさせます。声が小さいと相手は聞こえにくいから聞き直してくる。それをまた自分の英語力のせいと勘違いしてしまうという、負のスパイラルに陥ります。

見習うべきはこの韓国人留学生達が見せた自信です。例えそれが根拠のない図々しさでも、失敗体験を引きずらない強さがあります。その後、彼が自分の英語力を振り返ったかどうかはわかりませんが、少なくともその後の実践でも萎縮することはないでしょう。また、そのメンタルの強さをもって、次の実践経験へ挑むことができるのです。その後彼らを見かけることはありませんでしたが、英会話の成長スピードは私よりも彼らの方が絶対に早かったはずです。

また、その後の留学生活の中で知ったのですが、この根拠のない自信を持っているのは何も韓国人留学生が特別ではありませんでした。アラブ、ヨーロッパ、中南米など他国の留学生も皆同様で、むしろ我々日本人留学生だけが自己肯定感の低い人種でした。

日本人は謙虚さを持った民族、と言えば聞こえは良いですが、謙虚と卑屈は紙一重。海外においては必ずしもプラスになる特性ではありません。場合によっては「コイツは何か後ろめたい事があるから堂々とできないんじゃないのか?」と思われる事すらあります。

もちろん日本人の謙虚さは長所のひとつである事は変わりありません。しかしそれも時と場合によりけり。自信をもって堂々と振る舞う事も大切だという事を身を持って学んだ出来事でした。

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