【1分講座】「病気」を意味するsick, ill, disease: 違いと使い分け

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気分が悪い、病気をあらわす単語はおもにsick, ill, diseaseの3つを学校で習いますが、授業ではそれぞれニュアンスの違いまではあまり触れません。ここでは、その違いと使い分けを深堀りしていきましょう。

まずはざっくり言いますと以下のとおりです。

sick: 体調不良(軽症)、気分が悪い
ill: 体調不良(重症)、メンタル系を含む病気
disease: 病気の名前、特定できる病気



■sick: 体調不良(軽症)、気分が悪い
重い病気というほどではないけど、気分が悪い、体調が良くないときは、

I’m sick / I feel sick.
気分が悪いです。

と表現します。また、体調ではなく感情的に不愉快な時もsickを使います。

I’m sick of it.
不愉快だ。

■ill: 体調不良(重症)、メンタル系を含む病気
治療が必要な病気や精神的な病の場合は、illを使います。

My uncle is ill in the hospital.
わたしの叔父は病気で入院しています。

■disease: 病気の名前、特定できる病気
Heart disease(心臓病)やAlzheimer disease(アルツハイマー病)など、特定の病気を表す時にはdiseaseを使います。病名を言わず、ただ「重い病気」を表現する時は以下のように言います。

I have a serious disease.
わたしは重い病気をもっています。

■アメリカ、イギリスによっても微妙に違う
アメリカでは主にsick、イギリスでは主にillが使われています。しかしいずれも病気・体調不良の意味なのであまり使い分けに神経質になる必要はありません。

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