【名言で英語学習】「私は働いたことがない。すべて楽しいことばかりだ。」トーマス・エジソン

エジソンズ・ゲーム
2019年|アメリカ

カンバーバッチ主演、天才発明家VSカリスマ実業家のビジネスバトルが幕を開ける!

“I never did a day’s work in my life. It was all fun.”
Thomas Edison

私は働いたことがない。すべて楽しいことばかりだ。
トーマス・エジソン

【文法解説】
前半の文を直訳すると、「私は自分の人生で労働をしたことがなかった。」となります。現在完了形ではなく過去形での発言ということは、すでに終わった過去として語っています。これからも労働をするつもりはない事を意味します。

トーマス・エジソン(1847 – 1931)
音楽プレーヤーの原点ともいえる蓄音機や、電気で長時間明かりを照らせる白熱電球を発明した、天才発明家。

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少年時代のエジソンは野菜を売ったり、列車内で新聞を発行・販売をしたりしていました。また、電信技師として電信会社に勤務していた時期もあり、誰よりも早く電信を打つことができたため「スピード王」と呼ばれるほどでした。

これだけでも立派な労働だと思うのですが、エジソンにとってはそうではないようです。とくに列車内で新聞売りをしていた頃は、空き時間に車内で実験をしたり終着駅の町の図書館ですべての本を読破するなど、発明家としての土台を作り上げていきました。しかしそれも「大きな発明をして成功してやる!」などという野心の類ではなく、「なぜ火は燃えるんだろう?なぜ電気は光るんだろう?」といった自分のなかの疑問を解決するためでした。若い頃の苦労や下積みといった意識はなく、ただ好きなことを続けてきた結果、偉大な発明家と呼ばれるようになったのです。

エジソンが発明したもの

電気式投票記録器

エジソンが初めて本格的に発明したもの。議会で賛成か反対かの票を、議長席ですぐに集計できる装置です。必ず議会から注文が殺到すると確信していたエジソンでしたが、どこの議会も興味を示しませんでした。議題をじっくりと吟味する議会としては、早く票を計算することはさほど重要ではなかったのです。この発明をきっかけにエジソンは、人の役に立つ発明を意識するようになりました。

白熱電球

エジソンの発明としては最も有名なものではないでしょうか。現代でも我々が使っている、いわゆる電球です。厳密にいえば白熱電球はすでに存在していましたが、寿命が短いものでした。それを劇的に長持ちするものに生まれ変わらせたのがエジソンです。このおかげで、真っ暗だった夜の街並みにも明かりが灯るようになりました。

ガムテープ

意外と知られていませんが、ガムテープもエジソンの発明です。街に電気を引くために、水力発電所が建設されることになりました。その時に労働者たちが現場で寝泊まりできる簡易住宅が必要となり、その建築資材として発明されたのがガムテープです。

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