【名言で英語学習】「人が恋に落ちるのは万有引力のせいではない」アルバート・アインシュタイン

“Gravitation can not be held responsible for people falling in love.”
Albert Einstein

人が恋に落ちるのは万有引力のせいではない
アルバート・アインシュタイン

【文法解説】

助動詞canと聞くと( ~できる )という意味のイメージが強いですが、can beで( ~の可能性がある、あり得る )という意味としても使います。

It can be harmful for your health to drink too much.
飲み過ぎはあなたの健康を損なう恐れがあります。

否定形のcan’t be だと( ~であるはずがない )という意味になります。

hold responsible for: 責任を負わせる

最後のpeople falling in love分詞です。peoplefalling in loveが修飾されています。

アルバート・アインシュタイン(1879 – 1955)
「相対性理論」で有名な、ドイツ生まれの物理学者。

恋愛とは複雑なもの。恋をしている本人でさえなぜそんな感情を抱くのか理解できないのだから、数式や理屈で説明できるわけがありません。そんな気持ちを物理学者ならではの言葉で恋愛感情を表現しています。



■アインシュタインの恋愛事情
物理学者と聞けば研究一筋で色恋沙汰のイメージがあまり湧きませんが、アインシュタインは恋愛でも活動的でした。

チューリッヒ工科大学の学生だったアインシュタインは、同じクラスのミレーバ・マリッチという女性と付き合い始めます。その後2人は結婚しますが、アインシュタインが別の女性と関係をもつようになり離婚。その別の女性とはエルザ・レーベンタール、アインシュタインの親戚でした。やがてエルザと再婚します。エルザには前夫との間にできた娘がいたのですが、なんとアインシュタインはこの義理の娘にも恋をする始末。その後も浮気性は止まることはなく、さらには秘書のベティ・ニューマンとも恋愛関係になりますが、もはや妻エルザ公認の仲でした。

もしこの天才物理学者が現代に生まれていたら確実に文〇砲に打たれて炎上していたでしょう。ずば抜けた頭脳をもつ天才は、恋愛脳も常人とはかけ離れていたようです。

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