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動詞の過去形は通常、語尾に-edをつけます。played, liked, startedなどとなりますが、不規則変化する動詞も多くあります。中学の授業で習うdo-did-doneやsee-saw-seen, sing-sang-sungなどです。これは、動詞に限らず使用頻度の高い言葉は、長い年月をかけて不規則な形になっていく傾向にあるので、現代の学習者である我々は暗記するしかありません。とはいえ不規則とは言っても、前述のdo, see, singのように最初のスペルは一緒だったり形は似ていたりと、原形から大きくかけ離れたりはしません。
しかし、goは違います。goの変化形はgo-went-goneです。過去分詞のgoneはともかく、wentはもはや原形をとどめていません。
これは、そもそもgoの過去形wentは、他の動詞からもってきたものだからです。昔はwendという言葉が今のgoのように使われていました(使用頻度は低いですが、現代でも使われているようです)。このwendの過去形wentが、いつの間にかgoの過去形として使われるようになりました。goの過去形は、元々は違う動詞なので変化形が全く原形とは違うのは当然だったわけです。