「さようなら」のあいさつ、Good byeの語源。もとはGoodは神(God)をあらわしていた?

語源・教養

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「さようなら」は英語で”Goodbye”。英語学習においても初期で習う、定番の別れのあいさつです。

この”Goodbye”は16世紀ごろから使われるようになったのですが、もとは”God be with ye.” (神と共にあらんことを)という言葉が語源です。Yeyouの古語です。当時は、神(God)という言葉を口にすることが恐れ多いという考え方でした。そのため godgood に変化、be with yebye に略されて、今のgood byeになりました。

godgoodに置き換えられるようになったのは17世紀頃、前述のように「神を口にするのは不敬ではないか」との風潮が要因のようです。この godgood となった流れから、Good morningGood night などの他のあいさつにも派生していきました。

ちなみに日本語の「さようなら」は、元をたどれば「然らば(しからば、さらば)」「左様ならば」と言われていました。「左様ならば(それでは)、これにて御免」が、時代とともに変化して現代では「さようなら」となりました。

Goodbyeの語源は祈りの言葉だったのです。



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