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ワニを表す単語はalligator と crocodile、2つあります。なぜ2つなのか、それは厳密にいえば、この2種は違う生き物だからです。
alligatorの口は平べったく、比較的小型です。性格はおとなしく、あまり人を襲うことはありません。代表的な場所としてはアメリカ、中国に生息しています。
crocodileはやや尖った三角形の形をしており、気性の荒い性格です。人を襲うのはこのcrocodileの方が多いようです。アフリカ、オーストラリア、アメリカのフロリダ州などに生息しています。
生物学的にはさらに細かい違いもありますが、日本語では同じワニでも両者は似て非なる生物です。
なぜ日本語ではワニの一言で片づけられるのか?それは身近な生き物かどうかでしょう。日本には野生のワニはいません。つまり我々日本人にとっては日々の生活では関わりのない生物のため、alligatorとcrocodileの違いは正直どーでもいいのです。しかし、身近にワニがいる地域に住んでいる人にとっては、アリゲーターとクロコダイルは明確に別の生物なのです。